たかが荷物、されど荷物

 次の職場は、今までになく独特な感じがある。

 私が一番はじめに働き出したトヨタのディーラーはそこそこ大きな会社であったけれど、その先は、特にこちらへ来てからは中小の運送会社が多かったことから、その思いが更に強くなっている。

 というのは、これが普通なのかもしれないけれど、きちんとしているということ。

 先週の半ばにメールが送られてきて、その添付の中には、様々な雇用に関する書類が同封されていた。

 ワードやエクセルやPDFで作成された書類が、かなりの数ある。添付書類のデータが大きいので、メールが二通になっていたほどだ。圧縮されているにも関わらず。

 幸いにも、私はこのような作業が嫌いではなく、パソコン周辺の環境も整っており、時間の制約がないのならむしろ好きで、いやらしい考え方をするなら、これが将来のお金のためになるのだ、と思うなら全く苦にはならず、気が付けば時間の経つのも忘れて取り組んでいた。

 A4のファイルとなった書類一式をクリアケースに収め、中で動かないようにその上から小さなダブルクリップでとめて、一度は定形外最大の茶封筒に入れてはみたものの、これではクリップが封筒に干渉して封筒が破けそうだなと思ったので封筒を透明テープで養生し、これでも納得が行かなかったので、中のダブルクリップの上をプチプチで養生し、これで納得の行く荷物?が完成した。

 eBayの荷物を造る時もそうだったが、私はこのような作業が好きなようである。最近は時間を忘れてしまうようなことがなかったのだけれど、今回は久しぶりにいろいろと考えていたのか、そのような感じに近い精神状態だったように思う。

 でも、今回のような書類の場合は、担当者の元に同じようなものが、採用者数分くるのだろうから、できれば簡単に梱包を解いて、一秒でも早く中身を取り出したいだろう。
 一方でeBayなどの荷物であれば、日本からの荷物は、私からの荷物はとても綺麗に気を遣って梱包されていて、信じられない、とても感激した、いいセラーだ、商品も満足の行くものだった、というような事になる、場合もある。私はこれを何度か経験している事もあり、必然的に荷物を造るとこのような精神状態になってしまうのだろう。もちろん逆で、やりすぎるあまりに相手が恐縮し、フィードバックさえももらえない、なんてことも普通にあった。

 書類一式は、説明をきちんと読み、ほぼ全ての内容をパソコンで打ち込んで、それなりに、私なりに気を遣って作成したつもりである。何度も何度も確認したし、確か11あった内容物の説明のインデックス部分をコピーして、これをインボイスのように上手く印刷して添付して、すぐに内容がわかるように考えて作成した。

 かつて私が勤めていた東京トヨタのように、30も40もある事業所から一気に下取り車の書類やナンバープレートが送られてくる、というのならまだしも、おそらく今回、数はそれほどではないだろうとの思いから、このように作って送ってみた。

 たかが荷物であるが、されど荷物なのである。最近見るようになった元巨人軍江川卓投手のYoutubeではないけれど… (江川卓のたかされ)

 私は短期雇用の枠で採用される予定だ。私は現状、先方に履歴書と面接と数回の電話でお邪魔しただけの身である。少しでも丁寧さをアピールして、一日でも早く次の職場に溶け込み、役に立つことができればいいなと、こんな所から思っている。

 ちなみに明日月曜日は東京の実家へ行き、新しいWi-fi導入に伴う見まもりカメラの設置と、姉と一緒に母の特養へ行って、緩和ケアの説明を聞いて書類にサインをするのと、母に余裕があれば面談と、姉と母の葬儀などについて打ち合わせをしてくる予定だ。

 火曜日は歯医者、木曜日は最後のハローワークである。

 その後はタイミーなどをしようかなとも思ったけれど、次の職場に備えるという意味から、その準備期間に充てることにしている。

 何がどうなろうと、こちらは細く長く書き続けますので、今後とも、よろしくお願いいたします。