今の仕事場で、草刈りをしている。
先月末に、勤務先持ちで草刈りの講習を受けさせてもらった。
これを受けると、作業の単価が違うのだという。
私の勤務先は、とある施設なので、これはちょっと違うのかもしれない。でも、資格があれば草刈りをして堂々とお金をもらう事ができるという点では安心だ。
草刈り機は、屋久島にいる時に購入した事がある。確か今でもコンテナの倉庫の中にある。
かつては2サイクルのバイクに乗っていた事もあるので、混合比のガソリンを使うという事はすぐに理解できた。
見よう見まねで自分の土地の草を刈っていた。
こちらへ来てからも、お隣に「必要なくなったから」ということでいただいた、ナショナル製の電気草刈り機があるし、最近ではアイリスオーヤマのバッテリー式草刈り機を使って草刈りをしている。この作業はやぶさかではない。
時々公共事業で、法面や側道や空き地の草刈りをしている人たちを見かける。今までは、ただぼけーっと見ているだけだったが、いざ自分でやってみると、意外にいろいろと奥が深いことがわかる。
円盤形のチップソーと呼ばれるものは、屋久島にいる時に買ったタイプ。すぐに歯が減って切れなくなるとか、跳ね返りで危ない思いをするとかの特徴がある。
先日仕事場で教えてもらったのは、ナイロンを使うタイプ。これは意外とよく切れる。チップソーだと障害物を避けて操作しなければならないが、ナイロンタイプはあまり気にしないでいい。その代わり、何でもかんでも吹っ散らかすので、近くに人や車がいないかを注意する必要があるし、場合によっては吹っ飛ばしたもので怪我をさせたり破損させたりを防止するのに、もう一人ガードを持った人が必要になる。
エンジンタイプの草刈り機は、振動障害に注意しなければならない。草刈り機の振動により、腕の血管、神経、筋肉、骨などに悪い影響を与えてしまうことがある。
できるだけ負担を軽くするために、振動対応の防振手袋をしたほうがいい。これは勤務先で買ってもらったのだが、当初は何のためにあるのかがわからなかった。結構な値段がするので、私個人だったら絶対に買うことができないと思う。
あと、この作業は気温の厳しい時期に行うことが多いので、よく言われている事と被ってしまうけれど、熱中症に十分に注意して行うことが必要になる。
草刈りをしていると、あと少し、あともうちょっとだけ、と、どんどんと刈り進めたくなり、結局長い時間作業してしまうような感じがする。
言われている事としては、連続作業は30-40分に抑え、作業後は20分程度の休憩を取り、手を休めると同時にミネラルや糖分の入った水分を補給する。
とにかく今の職場は、季節毎にやることがいろいろとあるので、一年勤めることでようやく見えてくる感じ。
今の職場での作業にはかなり余裕があるように感じられるものの、一日終わって家に帰るとぐったりで、やっぱり作業時間と、決められた時間の休憩は必要だと身に染みて感じている。
正直なところ、私は運転をしながらさんざん草刈りをしている人たちを見てきたのだけれど、まさか自分がこの作業でお給料をいただくようになるとは、思ってもみなかった。
人生は何が起こるのか、死ぬまでわからない、という感じがしている。





