立ち止まらなかった一週間

 前回の更新から一週間が経過してしまった。

 読者の方には、大変申し訳なく思っている。

 どこまで書いたのか、忘れてしまったので、思い出している。

 この一週間は、ほんとうにいろいろとあった。

 16日月曜日、東京へ行った。実家への駅に降り立った9時過ぎ、面接の予定の電話がかかってきた。どうやら書類審査は通過したのだなと安堵した。ホームに降り立つと同時くらいだったので、何とか電話に出ることができてよかった。

 16日は母の介護施設のカンファレンスに姉と一緒に出席した。母はとにかく生きる気力を失っている。介助がなければ食事も水分補給もままならないらしい。施設の方には感謝である。

 この日実家へ行った最大の理由は、見まもりカメラをWi-fiに繋いで、自分達のスマホで見られるようにすること。そのために、契約の必要ない、プリペイドのポケットWi-fi U20 という機種を2台用意した。

 ところが、3Gの際には繋がっていたこのプリペイドWi-fiが、4Gになったら、3台設置してある「見まもりカメラ」につながらなくなってしまったのである。サポートに電話してもわからず、管理画面にも接続に繋がる仕組みはなさそうだったので、仕方なく帰ってきたが、何とかせねばならないと、頭はこの事でいっぱいだった。

 その夜からは、チャッピーも交えて、どうするかを考えた。このプリペイドWi-fiのU20はどうして繋がらないのか、どうすれば繋がるようになるのかを考えた。一つ方法を考え、実際にAmazonで品物を購入して試してみたが、上手く行かなかった。

 次の日は病院だった。かかりつけ医に行き、コレステロールの薬をもらって帰ってきた。院内は混んでいたが、2ヶ月前に予約をしてあったので、それ程待たずに薬をもらうことができた。

 空いた時間は、引き続き、どうすればポケットWi-fiのU20とTapoの室内カメラC200が繋がるのかを必死になって考えていた。2.4Gでなければダメなようだったので、途中に中継機をかましてみようと考え、Amazonで買って試してみたのだけれど、これもまた、U20とは接続ができなかった。

 次の日は面接だった。前回の失敗を踏まえて、おそらく今回も落ちるだろうから自分を飾らないで、ごく普通に自分らしく行こうと決めて臨んだ。校長先生と、もう一人、男性の職員の方と対峙し、予定通りに面接は終了した。これが自分だという感じで話すことができた。開き直っていたせいもあったのか、落ち着いて話すことができたように思う。最後に部屋を出ると、外の椅子に背広姿の男性が二人腰掛けており、私を見て軽く挨拶をした。おそらくこの方達も私と同じ目的で来たのだろうと思うと、少し気まずかった。

 翌日の朝9時3分、電話がかかってきた。面接内容の確認があり、その口調からおそらくダメだろうと思った。しかし最後に「採用させていただきます」と言われた。「私でいいんですか?」反射的に問い正してしまったが、間違いないようだった。書類を送るので、御確認下さい、とのことだった。正直、しばらくの間は信じられなかった。オリンピックで期待されていない選手が金メダルを取った際など、信じられないとか実感が沸かないとかコメントすることがあるけれど、まさしくそれと同じで、なかなか実感することはできずにいた。

 翌日木曜日、カミサンが福島の桑折にあるピザ屋に行こうと誘ってくれたので、お祝いを兼ねて出かけた。とても美味しいピザと、本格的なイタリア料理のおかずをお腹いっぱい食べて、大満足だったが、やはりオリーブオイルを摂り過ぎてしまったせいか、帰りに少し腹を壊した。

 家に帰ると、ポストに速達が届いていた。今度お世話になる施設からの手紙だった。内容を見ると、かつて勤めていた企業の在職証明書と、健康診断の結果、それと卒業証明書か卒業証書の写しを求める内容だった。もう夕方遅くだったので、これは次の日に行おうと思う一方で、実家のWi-fiの事は未だ解決できずにいた。

 翌日金曜日、朝から在職証明書他の手配に追われた。東京トヨタ、屋久島の重丸、佐川急便三多摩支店、こちらへ来てからの運送会社三社に連絡を取り、速達で書類を手配した。結構大変だったが、人間その気になればできるもので、何とか目処がついた。

 検診の結果を見ると、先方から言われていたレントゲン検査と視力、聴力の結果が、市の検診結果にはなかったので、月曜日にも行ったかかりつけ医に連絡をしてから、この不足分だけをお願いしたいと申し出て、これを行ってきた。実家のWi-fiに関して、夜に、以前使っていたスマホにプリペイドSIMを入れて、デザリングしてみようと思い立ち、Amazonで夜に注文して、朝早い便で届くようにお願いした。

 そして昨日土曜日は、実家のWi-fiの打開策を朝から考えていた。到着したプリペイドSIMをかつてのスマホ XZ1 に繋いでみたが、どうも上手く行かない。LINEのサポートを受けながら進めてみるも、最終的には XZ1 との互換性がないことがわかり、これも諦めざるを得なかった。しかし、何とかしなければとの思いがあったことから、その後メルカリで、中古のSIMフリースマホを2台、注文した。高かった。

 腰が重かったが、仙台の街へ出た。検索して、駅東の中古スマホなどを扱う店に行ってみようと家を出たが、何故だかはじめにヨドバシカメラに行こうと思い立ち、売り場をふらふらした後、店員さんに声をかけた。その店員さんを引き継いでくれた別の店員さんがとても優秀で、私が昨年末に家の通信をワイモバイルに全て乗り換えた事を説明すると、もう一回線のSIMが格安で契約できるので、これをフリーSIMのポケットWi-fiに差して使うといいですよ、と提案してくれた。縛りもなく、割引となるので、月1000円程度で済み、ポケットWi-fiも店側と交渉してくれて、かなりお買い得な条件をもらえたので、これを契約し、家に帰ってきた。

 その日の夜、設定してみると完璧だった。ポケットWi-fiの端末にSIMを入れるとワイモバイルと認識し、すぐに繋がった。Tapoの室内カメラC200も、同じく無線LAN中継機RE330も、U20とは違い、完璧に繋がった。姉に連絡すると同時に、格安チケットの「キュンパス」で実家の東京へ行く新幹線を予約した。何とか1万円の期間に間に合ってよかった。

 そして今朝、このポケットWi-fiに、使い道がないだろうと思われたプリペイドのSIMを差して、どうなるのかを検証してみたところ、簡単な設定が必要ではあったものの、問題なく開通してしまった。しかし、月々の利用料金をお支払いする前提で端末を割り引きしてもらっているので、これは倫理に反すると思い、しばらくの間はキャリアの月払いのSIMで運用しようと思っている。

 今までフリーSIMとか、格安SIMとか、プリペイドSIMとか、とにかくSIMには興味がなく、興味がなければ全くわからなかったのだけれど、今回のこの騒動で、何となくわかったような気がする。

 上手く立ち回ると、それなりに得をするような仕組みがあることもわかったが、自分なりに倫理観と照らし合わせて進めていかなければな、と、私は一応思っている。

 しかし、エポエースとかエポカルクとか、フィルム会社製のでかいフロッピーディスクとか、Win98とか、ISDNとか、ターミナルアダプター、TAが3万円したとか、オリンパスのデジカメが8万円だったとか、屋久島からの通信費が6万円になったこともあったとか、こんな世代から言わせるなら、夢のような進化がここ数十年の間に起きている。

 私なんかは、おそらくこの先がんばって20年、いや、10年位でおしまいかもしれない。

 その間に、この先どのような進化があるのだろうかと思うと、怖くなってしまったのである。

 とにかく、忙しい一週間で、こんな形の更新になってしまって申し訳ないのである。すみません。