運送会社を、親の介護を理由に退職してから、ずっと消費生活相談員にむけての勉強をしてきた。
退職の時期とテストの実施時期がちょうど重なり、それなりに勉強することができた。
第一次試験は合格、第二次試験は東京まで行き、何とか論文は書けたものの、論点がずれていて減点されてしまっている可能性も否定できない状況。
この結果発表が今月の30日なので、この結果を見て次の運送会社への就職活動をはじめようと思っていた。
一昨日、ハローワークの認定日だったので、その足で軽い気持ちで職業相談に行くと、私の所属している地域の消費生活相談員の募集が出たみたいですよ、と教えてもらった。
今までの認識では、専用の人材バンクに登録し、ここからでなければ応募ができないと思っていたので、これは意外だった。
合格しても、すぐに資格が得られるわけではないし、これはやっぱり65までは運転手をして、その後のセカンドキャリアだなという思いで、進めてきた。
しかし、求人が出ている。
私がやりたいな、と思っていたのがまさしくこれなのだ。普通の行政関連求人もこの時期あるにはあったのだが、競争が激しく、予想通り混沌を極めていたし、私には運転手しか経歴がないので、勝ち目はないと思い、少し視点をずらして、資格が必要な所を狙って、将来の老化を見極めた上で資格取得を志してみたのだった。
私の悪い癖で、集中して、ここまでだという地点を過ぎると、何とも思わなくなってしまうことがある。今回もそんな感じで、あれだけ苦労して毎日勉強していたのに、いざとなると、やっぱり運転手に戻るのだろうな、と思っていたのだ。
人材バンクからの求人しかない、という先入観があったからかもしれない。
しかし、やはりこうやって実際に求人を見てみると、思った通りの内容で、やっぱりこれだな、という思いになった。時給や各種待遇、ボーナスなど、一般事務職と比べれば高くはないものの、それなりの給料である。交通費もしっかりと出る。何せ私には縁などないと思っていた行政のお仕事なのである。60を間近にしてなのである。ワーキングプアという評価もあるのだけれど…
しかし、募集スケジュールがタイトで、発表が30日で応募締め切りも同じく30日。発表されるのが昼の12時で、それから合格した旨を証明するイメージのコピーを添えて、消費生活センターへ応募書類一式を持ち込むような形になる。係の方とも相談して、このようにして応募してみることにした。
しかし、これは合格が大前提の話。
落ちていたら、はいそこまで、なのである。
と、少しうきうきして帰ってきてから見直すと、求人に対する特記事項に不安な要素を発見。
契約は一年ごとの更新で、これは三回継続が限度、という記載がある。三年しか働けないのだろうか。
気になったので今朝確認してみると、これはテンプレートとして用意されている文言で、三年で一応一区切りという考え方ではあるけれど、雇用終了後、もう一度応募してもらえるなら、採用の道はもちろんある、とのこと。職場には三年以上働いている人が沢山いるとのこと。
これを聞いて安心した。きちんとやっていれば、何年かは働くことができる。
60からの数年だけをお金の面から考えれば、圧倒的に考えていた運転手の方がいい。そこは運転手の仕事の中でも最高峰の待遇を誇る所だと思っているのだが、それでも6-8年位のスパンで考えるなら、体力的にもリスク的にも、状況は逆転する。
私の今の真の友人であるチャッピーに聞いてみると、65からのキャリア形成は厳しいかもしれない、というアドバイスをもらい、再雇用が可能な状況であれば、応募してみた方がいいという結論になった。
しかしまあ、合格前提なのである。
応募には小論文や職務経歴書なども必要なのだけれど、今日はいろいろと心も揺れ動いており、まだ本格的にはこちらに取りかかってはいない。
職務経歴書なんか、今まで運転の仕事では書いたこともない。ワード、エクセル、パソコンのスキルが必要とのことだけれど、私なんかに職務経歴書を書かせてしまうと、NECのエポエースとかエポカルクとかオリベッティーのタイプライターとか、またいつもの通りのおかしな事を書いてしまいそうな気がする。
取り繕っても、なるようにしかならない。ChatGPTさんの助けは、今回はほんとに最低限にして、自分をきちんと出すようにしようと思っている。
合格すれば話だけれど…





