消費生活アドバイザー試験まであと一週間|過去問ラストスパートと勉強の心得

 消費生活アドバイザーの試験まで、あと一週間。

 結構焦ってきた。

 過去問があるのだけれど、当初私は過去三年分の過去問、合計で三つの過去問を勉強すればいいと思っていた。

 しかし、今になって見直してみると、過去問が一年につき四問あった。

 一年につき、受験時間毎に四問。ということは、あと3×3問、過去問を勉強しなければならない。しなくても受験はできるけれど、消費生活アドバイザーの試験は合格率が30%程度ということで出題範囲が広く、しなければ受からないだろう。

 ということで、昨日残りの過去問を印刷し、ラストスパートにかかった。

 最近いろいろと印刷しているので、プリンターのインクもなくなり、予備で持っていたインクを補充した。

 しかしこのインクも純正品はクソ高い。私のプリンターはスキャナを諦めて、とりあえず印刷できればいいCanonのTS203という5000円位のモデルを使っているが、純正のインクを黒とカラーと揃えようとするなら、新しいプリンターが買えるほどだ。

 私はこの戦略にはまる訳はなく、おそらく大陸製造の安価な「詰め替えインク」なるものを使っている。純正のインクボックスの蓋を開け、その中のスポンジを取り出し、詰め替えるもの。インクボックスの蓋をペンチでこじ開けて、とか説明書には書いてあるのだが、これが一般人にはなかなか難しい作業。私は手持ちの道具を駆使し、どうにかクリアできたけれど、難しい人と、クリアできた人とで評価は二分されているようだ。

 と、こんな事はさておき、昨日からラストスパートに入った。

 第一次試験は選択式で、65%の正解率が求められるのだけれど、経済や経営にいたるまでといかんせん範囲が広すぎて、いくら過去問を解いたところで追いつかないような感じもしている。でも、やるしかない。

 これに受かったら、第二次試験は新幹線に乗って東京まで行かねばならない。茗荷谷、みょうがだに、と読む地域にある大学のキャンパス内で、小論文と面接の試験が行われる。準公務員のような扱いになるので、かなり厳しいのだ。果たしてここまで行けるかどうか。

 私は失業しているので、それなりに時間があるとは思っていたけれど、やはり合格率30%は伊達ではなく、それなりにハードルは高い。

 大学生になったような感覚でe-Learningしたりノートを取ったり過去問を解いたりしている。特に経済の分野は何が何だかわからないので、YouTubeを見たりChatGPTに正解を聞いたりしている。

 特に効率のいいのがスマホによるChatGPTで、「この文章の間違いを教えて下さい。ほにゃらら~」とスマホに話しかけると、殆どの答えを返してくれる。

 先日のハローワークの対応や、今まで大学に行けなかった事への劣等感などがここへ来て炸裂し、私は今、最大現に勉強している。

 私は日野へ転校したときの小学校の担任から教わった事がある。

「とにかく毎日毎日、決められた時間、学校で教えられたことを一生懸命に勉強すればいい。受かるかな? なんて心配をするようでは勉強が足りない証拠。そんな事を考える暇があるなら、勉強する。そんなことを考える暇がなくなるまで、自分が納得するまで、こんな余計な事を考えなくなるまで勉強するんだ。そうすれば塾なんかに行かなくても結果なんてついてくるものだぞ」

 私は小学校の時にこの教えを受け、中学生の時に実践した。塾などには行かず(正確には金がない親に育てられたので行くことができず)、英語は教科書で教わったページを書けるようになるまで20回読んで暗記して、ということを全ページで繰り返したところ、塾に通う奴らには決して負けない、高校受験などではびくともしないような能力が身についた。

 私はこの経験を信じて、今も過去問に取り組んでいる。

 昨日からのスパートだが、まだまだだと思っている。自分が納得できるようになるまで、やってみようと思っている。

 こんな歳になってもこうして勉強ができることに感謝だ。

 あともう少し、がんばろう。