今回お骨上げを完了したことで、これからの墓との接点は消滅し、実質的な墓じまいが完了した。
思い起こしてみれば、ここまで来るのには大変な心労、苦労があった。
電話や交渉が苦手な妻。かつての病気の影響で、強いストレスを感じると心臓が反応し、動悸が起きてしまう。
それでも、ここは自分の親が建てた墓で、今までお世話になってきたものだからと、勇気と力を振り絞って、住職との電話ややり取りなど、粘り強く交渉を続けてくれた。
役所に書類を申請し、取得する際には、何でも無いところで転倒してしまった。かつての脳梗塞の治療で、リクシアナという血液をサラサラにする薬を6mg服用していることから(身体が大きい)、あごに大きな内出血のあざを作ってしまい、「何でお墓をきちんとしようと思っているのに、こんな風になってしまうんだろうね」と、悲しそうにつぶやいていた。
私も私で、「墓じまい」という右も左もわからず、かつ、調べれば調べるほどとんでもない価格が出てくる未知の領域の「執り行い」に対して、意地になって安くやってやろうという思いがあった。
ネットで検索し、広告の中からよさそうな「べんり屋」に依頼した。しかし、こちらの業者から執り行い寸前に、社長と連絡が取れなくなっており、日にちを変えるか他社への検討をお願いしたい、と言ってきた。
さんざん苦労して住職と段取りしてきた妻の苦労が水の泡になってしまい、妻にとても悪いことをしてしまった。
気を取りなおし、最終的には寺に出入りしている業者にお願いすることに下のだが、結果的にこれが一番良かったのかもしれない。
ただ、私たちは運が良かったとも言える。
はじめにも書いた通り、墓じまいという執り行いには未知の領域が多分に存在する。
これはごく身近に起きた実際の話だが、3人入っている墓を畳むのに200万円払った親戚がいる。隣町である。
こんな話を聞いていたので、私はレコーダーを持って寺に乗り込もうと考えていた。でも、私たちが檀家だった寺は、考えていたよりも良心的だった。妻の話の持って行き方も上手かったのかもしれない。
別の方法としては、今の時代、会社を退職するにしても、代行業者が存在し、お金を払うと全てを執り行ってくれるという仕組みが存在する。
これと同じサービスが、墓じまいにもある。
檀家との仲がどうしても上手く行っていない、話を持って行くことができない、という方は、このようなサービスを利用するのも一つの方法かもしれない。
散骨業者は葬儀社から紹介してもらったのだが、これは多分に紹介料が含まれているなと言う感じだった。
はじめに葬儀社から墓じまいを紹介してもらおうとした際にも、この事はひしひしと感じた。
今がまさに、昔のやり方から今のやり方に切り替わっている最中だと思う。
時代はあれやこれやと変わってきているのだから、何も昔のやり方に固執する必要はないと思う。
私たちは何とか自分達で行うことができたが、とてもストレスフルな日々を過ごすことになってしまった。
このような所に頼めばよかったかなと、今になって思っている。
墓じまいの執り行いに、どうしても踏み出せない、切り出せない、墓じまい自体に恐怖を感じたり怖いと思ってしまう方は、一度ご覧になってみて下さい。
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