
私の周囲は商品が渦巻いている。
eBayで海外へ売れると見込み、仕入れた商品たちだ。
カミサンに言わせれば、ガラクタだ。
これが二階の共有部分まで、物凄い勢いではみ出しており、何とかしてくれとかなり前から言われていた。
この前の誕生日に「近いうちに片付けるから」と約束するも、一つ片付けてもありがとうの一つもなかったので、もうどうでもいいやと思い、放置していたら、GWのはじめに「ちょっといい?」からケンカがはじまった。
どうでもいいことだが、私もこちらへ来て25年、ケンカをした時にカミサンに応戦する言葉が、東北訛りになっていることに気がついた。でも、やっぱりケンカはよくない。
私も頭に来たので、ケンカの後にすぐ、階段の踊り場を片付け、綺麗にした。俺だって、ちょっと興奮しても、やればできるのだ。
翌日は買ってきた芝生を植えた。芝生は植えるのはいいが、綺麗に保つのは至難の業というか、ほぼ今の状況の私では無理。水やりはもちろんのこと、専用の機具で穴をあけて空気を入れてやったり、こまめに雑草を抜いたり、長さを合わせて刈り揃えたり、サッチという枯れ葉を丁寧に処理したりしなければならない。
わかってはいたけれど、今年はこれをやってみたかった。芝の束4つと、目土と下に敷く土とをそれぞれ2袋ずつ購入し、半日かけて施工した。上手くできた。
庭には石が配置されている。この石の線を綺麗に出すととても綺麗に見えるのだが、毎年雑草が生えてきて、もう、めちゃくちゃになっていた。
今年は気合いを入れて、この雑草を、全て自分の手で、鎌を使って取り除いた。
そんな事をしていると、藤の花が咲き、クマバチが来て例年通り私に対して威嚇をはじめ、ようやくガーデニングの季節が到来した。
このクマバチは私に慣れていて、(と言いたいが威嚇しているだけだと思う) ぶんぶん言いながら私と一緒に庭を楽しんでいる。
いつまでも一緒なので、動画を撮影したらとても上手く撮影ができた。やったと思い、だれかと共有したいと思い、これをYouTubeのショートに投稿したら、たまたまAIが選んだサムネが良かったのか1500位回って、これは面白いと手持ちの新幹線の動画とか、庭に水を撒いている動画とかを、ChatGPTに英語のタイトルを書いてもらって投稿すると、コンスタントに1500位回るようになって、もしかするとこれはいけるんじゃないの、なんて思っているのだが、絶対に収益化なんてできないだろうし、こんな事を考えるだけ無駄なんだよな、なんて思ったり、でも、どこかで収益化に憧れていたりと、相変わらず金持ちに憧れる貧乏人から抜け出せないGWのはじまりだった。
あとの残った日で、溜め込んだ経理のまとめをし、AmazonのFBA在庫が長期在庫手数料を発生させているので、これの返却手続きをしたり、4Kの動画を撮りたくて買った大陸製ゴープロもどきのカメラで撮影して編集していたら、パソコンのスペックが低すぎてWin11のアップデートと重なって凝り固まって壊れそうになったり、消費生活アドバイザーの試験の勉強をするために資料をダウンロードして印刷しようとしたら、安いCanonのプリンターの印刷がかすれてしまい、急遽一番安い詰め替えのインクを買い求めたり、そこそこ忙しい毎日を過ごす間に、黄金週間は終わってしまった。
その間にも、父は「部屋にさだまさしがいる」とか電話で言ってくるし、姉は父に振り回されてかわいそうだし、家庭内でもいろいろな事が起こり続けていた。
私のアラジンルームのとある引き出しを開けると、田原俊彦さんのパンフレットが出てきたので、これをeBayのオークションに出品してみるも、なんだか何かがわるいのかなんだかかんだか知らないけれど、未だにアクセスが2しかなくて、やっぱり簡単じゃないな、なんて思ったりしている。
そろそろ消費生活アドバイザーの試験の勉強もしようと思い、今日から試験の過去問を解いてみているが、そりゃぁはじめての事ばかりなので、わかるはずもなく、考えた答えがことごとく違っていて、やっぱり俺はダメなのかな、なんて、ちょっと落ち込んだりもしている。
だけど昨日、とあるサイトで検索していると、好みのまるまる女優さんが見つかり、私もまだ人間としての能力はなんとかあり、生きているんじゃないか、と実感できたのが唯一の収穫だった。
今日から仕事だったけれど、広大な穀倉地帯の中、水を張った田んぼに苗が植えられていく様子を見ていると、心の底から身体全体が癒される。
農家の方々は大変だと思うけれど、これからも米作りをがんばっていただきたいなと思う。
それにしても不思議なのは、水を張った田んぼからは、すぐにカエルの鳴き声が聞こえてくる。彼らは一体、どこから来るのだろうか?
ということで、5月もがんばっていきますので、これからもどうか、よろしくおねがいいたします。