
一昨日の夜、風呂に入っていると、尻の脇あたりにピリピリとした痛みを感じた。
風呂から上がって見てみると、皮膚が赤くなって帯状に軽くタダレていて、触ると痛みを感じた。
それほど痛くはなかったが、翌日も同じような症状が続いたことから、再び明るい所で確認してみた。やはり赤い帯状のものが確認され、少し痛い。
もしやとの思いが頭をよぎる。帯状疱疹ではないか?
思い始めたら最後、これはおそらく帯状疱疹なのだろうと思った。
帯状疱疹は、発症後72時間以内に薬を飲むといい、いや違う、飲まなければならない。
昨日の出勤後、これが頭をよぎり、医者に行かねばならないと本能的に思い、仕事を調節してもらって、午後半ばから皮膚科に行った。
とても口コミの良いその皮膚科は、25人待ちだった。でも、第一待合室には2人しかいなかった。
Web予約で数字は把握されているものの、日によっては予約だけで実際には診察に来ない人もいるのだという。受付で言われたのは、3時間待ちだった。
今日はこのために仕事を調節してもらったので、何時間待ちだろうが待つしかなかった。
覚悟して待っていたのだが、一時間もしないで呼ばれ診察室へ。
先生は電カルを、専用のマイクで喋りながら入力している。これは初めてだ。見ていると、大変効率がいいように見えた。
そして私の患部を診察。
これは帯状疱疹ではなくて、炎症ですね、とのことだった。
ちょっと私も慌ててしまったか、帯状疱疹は水疱瘡的な発疹があり、とても痛みがあるのだという。
帰ってカミサンに報告すると、よかったね、私に相談してくれれば良かったのに、と言われたが、寝ているところを起こされるのを嫌う彼女を知っているので、起こして患部を確認してもらうなんて、考えてもいなかった。これでよかった。
ということで、帯状疱疹ではなく、皮膚の炎症ということで、塗り薬をもらって帰ってきた。
患部の様子から見るに、私が自分の手で引っ掻いたような感じがするのだが、おそらく無意識の中でやってしまったのだろう。
まあいいや、帯状疱疹だったら薬も高いし、なかなか面倒だっただろう。
炎症ということで、万々歳なのであった。