久しぶり、夜行高速バスに乗って実家の東京へやってきた。
何年も乗っていなかった高速バスは、ここ数年で格段に進化を遂げている。
乗り場の仙台ヨドバシカメラ前は、夜の12時前だというのに大混雑。バスが何台も発着するので当たり前なのだとは思うけれど、カートを引っ張った若者たちが都会に向けて行列を作っている。かつての乗り場からは考えられないその様は、かつての新宿発のスキーツアーバスを思い起こさせる。
到着時もしかり。
私が最後に高速バスを利用したのは何年前だったか。当時はまだ、バスタ新宿は存在しておらず、バス会社の待合所で時間を調節して、指定された乗り場へ向かったものだった。確か高層ビル街の路上が停留所になっていて、ここまで歩いて行かねばならず、バス便には不便さが付き物だった。
しかしバスタ新宿ができたことで、新宿の高速バス事情はかなり良くなった。スマホの発達や推し活ブームもあって、高速バスも私が頻繁に利用していた頃に比べれば、かなり利用しやすくなっているようだ。
そんなこんなで朝の7時に実家へ到着。オヤジは既に起きていた。
オヤジに連絡をすると、なんだかんだの連絡をしてくるので、これを避けるべく、彼には申し訳ないと思いつつ、今回は連絡もせずに突然行った。姉にだけは連絡をしておいた。
実は今回、オヤジは突然脚のふくらはぎ部分が痛くなり、床から起き上がることができなくなり、布団の中で粗相をしてしまった、ということがあった。オヤジはすぐに施設に連絡をし、施設の方が来てくれ、処置をしてもらい、便を出したところで何とか調子が戻ったらしいのだ。
その後も脚のむくみと痛みが続き、施設の隣の医者に看てもらい、薬を処方され、これを飲むことで何とか症状が改善している、という事だったのだが、もしかすると心臓の病気の可能性も否定できないので、状況によっては大きな病院でみてもらった方がいいかもしれない、という状態だった。
たまたま私が夏休みで実家へ行く時期と重なったので、この状況について、姉も交えて施設の方と話をしよう、ということになった。元からの予定では、10日に特養に入所中の母のカンファレンスもあった。
オヤジが医療関係のことでこのような状況になってしまうと、姉は猛烈にストレスを感じるようなのだ。姉は父に対しては娘として最低限の事はするけれど、根本的に彼のことを気嫌いしており、まったくと言っていいほど、オヤジと話をしない。
私と一緒に行くことで、姉の感情も少しスムーズになり、話もしやすくなり、状況を冷静に捉えて対応できるという感じになっている。
暑い中向かった施設では、一番父と仲のいい方が対応して下さった。今は痛みも引き元気に施設に通っていることや、食事もきちんと取れていること、この先もし何かがあった際には、施設側で全て対応するし、何かあった時には必ず連絡しますので安心してください、という内容のお話をいただけたので、姉は自分に面倒なことが起こらないことを確認できたのか、安心していた。本当にこちらの施設には、何から何までお世話になっており、私と姉は助けてもらっている。
その後は家に帰ってきて、カビの生えてしまった台所を掃除したり、何度も洗濯をしたり、日用品や食料を買出しに行ったりした。当初荷物になるのでパソコンは持ってくる予定ではなかったのだけれど、もしかすると時間が余ってしまいそうな気がしたので、予備機を持ってきたのだが、こうしてこれを書くことができたのでよかった。
あと数日はゆっくりできると思うので、日頃の疲れを癒し、旧友などにも会って、今後のことなどを考えていきたいと思う。





