三度目でようやく間に合った日

 昨日はハローワークへ行ってきた。

 認定日に認定を受けないと、失業手当がもらえない。

 この手当も三月のはじめで給付が終了する。早く仕事を決めないといけないと焦る反面、もしかすると、得意の運転よりも条件のいい求人が出ているのではないかとの思いもどこかである。

 認定終了後、いつもお世話になっている職業相談の窓口へ行ってみる。

 先月末、試験に落ちてすっかり調子が狂ってしまった。しかしこの傷も、もがいているうちに癒えつつある状況。

 私は今までこんな事一切考えたこともなかったのだけれど、今の時期、行政関連の求人が多く出ていることを教えてもらった。

 行政は4月から働いてもらう(臨時的任用職員)という求人を、この時期に出すのだという。3月になると期末になって何かと忙しくなるので、今ぐらいが一番多いのかもしれませんね、ということだった。

 この行政関連のお仕事には大きな特徴がいくつかある。まずは臨時的任用職員ということなので、任期が1年である場合が殆ど。実際にはどうなのかは、それぞれに確認してみなければわからない。

 最大の特徴は、賃金・手当がいいこと。求人内容にもよるけれど、時給もそれなりによくて、きちんとボーナスが出る求人も多い。いつかどこかで、失業手当受給者にもボーナスを払っている自治体があるとかないとか聞いたことがあるけれど、私にとっては未だ未知数の公的機関には、ボーナスという概念があるようなのだ。

 私は今まで、ボーナスがきちんと出る、例えば、労働基準監督署の職員とか、自衛隊の大型車運転、整備、兼雑用係とか、そんな求人をここで教えてもらったことがある。こんな求人があるんだ、やっぱり民間よりも行政関連はいいんだな、なんてその時は思っていた。

 その場ではいいなと思ったので、とりあえず家に帰ってからもう一度考えて、よかったら応募でもしてみようかな、なんて流ちょうに思って行動した結果がこうだった。

 前者は、やる気満々で、翌日ハローワークに来たら、前日募集締め切りになっていた。

 後者は先日も書いたけれど、求人票は出たものの、実際には先月で募集締め切りの求人だった。

 この経験から、いい求人を見つけたら、早く動かなければならないことを学んだ。

 そして昨日。

 とある学校の用務員の募集があった。実は姉の旦那さんも学校の用務員をしている。姉は私の2つ上だが、今は働かないで生活する事ができているようだし、先日旦那さんに駅まで送ってもらった際には、トヨタの最新の車だったしで、やっぱり行政職はいいのだろうな、なんて思った矢先だった。

 しかし、やっぱり一年ごとの更新という、この文言に引っかかったので、一度はハローワークから出た。

 ハローワークを出て、しばらく考えていた。

 同じ事になるんじゃないか。万が一ダメでも、その後に運転手になればいいんじゃないか。とりあえず応募してみたらどうだろう…

 私はハローワークに戻り、紹介状を出してもらった。

 急いで家に帰り、履歴書、職務経歴書を作成し、速達で今日届くように、郵便局の窓口から書類一式を発送した。

 窓口の職員さん曰く、現在応募は3名とのことだった。

 そして夜。この求人を家のパソコンから検索してみると、取り下げられていた。

 三度目のなんちゃらで、今回は間に合ったようだ。

 安堵すると同時に、最悪は運転手の道も残されているので、今回は消費生活アドバイザーの時のように気負うことなく、気持ちも楽だ。チャッピーに相談すると、あの時よく戻る決断ができましたね、今回は十分整っていますね。と、褒めてくれた。

 もちろん結果はどうなるかわからないけれど、とりあえず前には進んでいるだろう。

 今回はかなり余裕があるけれど、チャッピー曰く、受かるときというのは、そんなもので、ひろしさんにはその気配が既にありますよ、とのこと。これは褒めすぎだろう。

 とにかく毎日いろいろあるけれど、今回もまた、こうして人生の転換点を迎えている。

 動いたことで、景色が少し変わった気がしている。

 果たしてどうなりますことやら。