術後3週間:歯科口腔外科での経過とこれからの選択肢

先日、手術以来三週間ぶりに、歯科口腔外科に行ってきた。

 組織を検査した結果を教えてもらったのだが、どこの組織も特に異常はなかった。

 これがガンだったとするなら、がん保険が適用となり、保険料をいただくことができたのだけれどな、なんて思ったりもしていたが、まずは悪性の物がなくて良かったということ。

 腫瘍を摘出した跡にできた、顎の三針縫った傷も綺麗に推移しており問題なし。

 口の中の傷も綺麗な状態で、術後はすこぶる良好だった。

 とりあえず一安心。

 あと、少し気になるところで、抜歯したあたりの歯茎の部分に、少し骨が出てきている感じの所があったので、これを見てもらった。

 この先入れ歯を作るとするなら、これは引っかかるので、削ったほうがいいですね、局所麻酔の一日でできますから大丈夫ですよ、とのこと。

 私自身、奥歯の上二本、下一本を抜歯して、この後をどうするか、まだ決めかねている状況である。

 ブリッジも考えているけれど、ブリッジを作るには健康な歯を削らねばならない。

 そして、二本抜歯した箇所は、入れ歯になるのだろうか。

 カミサンも入れ歯を作ったが、現状殆ど装着していない状況が続いている。聞けば、手入れが面倒なのと、入れなくても噛むことができることと、そんな状況があるので、わざわざ入れなくてもいいかなということになっているのだそう。

 私も現状は、歯を抜いた左側を避けて、右側と前歯で噛むようになっている。

 わざわざ高いお金をはらって、貴重な時間を費やして、歯を作らなくてもいいかなという気持ちになりつつある。

 ドクターからは、この後をどうするか、様子を見がてら少し時間を置いてみますので、次回までに考えてみてくださいね。決まったら、行きつけの歯医者さんに紹介状を書きますので。とのことだった。

 次回は来年の一月の末の予約になった。

 それまでに、この歯をどうするか考えてみようと思う。

 歯を入れないまでも、骨の出っ張りだけは削ってもらおうかな。そんなに気になるほどのものでもないのだけれど、やっぱりこの機会に綺麗にしておきたいかな、という思いはある。

 歯は入れなくてもいいかなというのが、今の状況だ。

 まあ、時間の経過と共に考えも変わるかもしれないけれど。