こぶが大きくなっていく日々:心配とユーモアの交差点

 「こぶ」が大きくなっている。

 左顎の下あたりにできたしこり、腫瘍、こぶ、だ。

 こぶとりじいさんのイラストを見ると、ちょうど私と同じ位置にこぶがある。

 カッコイイものなら残しておきたいけれど、全くもっていいもんじゃない。

 今週のはじめから、会社や関連会社の担当の方、いつも一緒に仕事をしている同僚に話をしている。

 反応は様々で、面白いと言ってしまっていいのかどうか。

 まず、全ての方々は心配してくれる。

 その次に出てくる言葉がいろいろなのだ。

「痛くないの?」
「ご飯は食べられる?」
「それは切らなきゃダメなんだよな…(笑)」

 私は今でも常時マスクをしているので、この点ではちょうどよかった。

 しかし数日前まではパチンコ玉くらいの感じだったものが、その後成長しているのか、今は梅干しくらいの大きさになってしまった。

 風呂に入って顔を洗うとき、始めはそれ程でもなかったのだけれど、今は指にしっかりと引っかかるようになってしまって、これが嫌な感じなのだ。

 通常の状況では痛みはないものの、ちょっと指が引っかかったり、何かの拍子で押し込まれたりすると、骨に響くような感じがして、これもまた気持ち悪い。

 どうやって切除するのか、痛みはないのか、血管とかリンパとか神経とか大丈夫なのか、さすがの私でも考えると不安になってしまう。でも考えたって仕方ない。なるようにしかならないのだ。

 7月の1日、大きなお医者さんに行くので、随時ご報告します。