不安な診断と安心の電話

 昨日はカミサンが出かけており、ボンカレーでの夕食だった。

 食事の前、疲れたので冷蔵庫に入っている「すいかバー」を食べようと手に取った。

 カミサンが、「すいかバーの種のチョコレートが殆ど入ってない!実質値上げでこれはひどいよ」なんて憤慨していた通り、すいかバーには殆ど種のチョコレートが入っていない。

 そんな思いで一口かじろうとしたところに電話が鳴った。

 仙台の市外局番の見覚えのない番号からの着信。

 カミサンはこのような電話には絶対に出ないとか言っていたが、私はそんなこと関係なく、かかってくる電話には必ず出るようにしている。

 出てみて驚いた。

 来週月曜日に診察予定となっている、口腔外科の医師からだった。

 MRI画像を見る限り、おそらく顎骨髄炎だと思いますが、治療を効率よく進めるために、少し早く来ていただいて、はじめにCTを撮影することは可能でしょうか?

 とのことだった。

 まだ見ぬ担当のお医者さんからこのように電話をもらい、驚くと同時に、私のことを考えてくれているんだなと思い、少し安心した。

 その後、既往の病気などを聞かれ、詳しくは診察の時にお話しますとのことで、電話を切った。

 私も本音を言うなら、食い下がって状況を聞いて、どのような手術になるのか、どの位かかるのか、悪性ではないのか、などを確認したい気持ちはあったが、お医者さんは画像しか見ていなのだから、あまり聞いても悪いかな、月曜日に話ができるのだからいいかなと思い、素直に電話を切った。

 しかし、こうして電話をもらえただけで、かなり気持ちが楽になるものだ。

 こちらの口腔外科専門のお医者さんに診てもらえるのだな、と思うと、精神的に本当にかなり楽になった。

 どのような処置になるのかは、今の段階では知る余地もないけれど、何とか完治できるように、頑張って治療に励みたいと思う。

 原因を考えると、この時期に開始した今の辛い仕事なのか、それとも飲み始めたコレステロールの薬なのか、なんて考えても見るけれど、一人で考えているのはよくないので、月曜日にお医者さんに全てお話しようと思っている。

 普段、健康でいられることがいかに幸せかを思い知らされているこの頃である。