今朝、朝食の食パンを食べていると、口の中で違和感が。

 口からは入れていない、小さな石のような物が口の中にある。

 「ああ、またか」と、すぐにわかった。

 樹脂で詰めて治療してある前歯が、欠けてしまった。

 この歯ははじめ、こちらへ来たときだから、もう20年以上前、近くの一件目の歯医者で治療、樹脂を詰めてもらった。それでしばらくは大丈夫だった。

 ところが一年くらい前、これまた近所の二件目の歯医者に通い始めたら見事に欠けてしまい、再び治療をした。このレジン、樹脂での詰め物は、保険適用だけど結構な値段がする。確か4,000円以上、払った。

 それが一度外れ、二度外れ、今回で三回目である。

 二件目の歯医者さん曰く、治療後2ヶ月以内なら、外れてしまった歯の再治療に費用はかからないんですよ、とのことで、費用面で助かってはいるのだが、いかんせん、歯医者にはできれば行きたくないのが本音である。

 これを言われたのが一度目に外れたときで、確かにこの時は治療後2ヶ月以内だった。二度目は3ヶ月弱経過していたのだけれど、ここでも治療の費用はかからなかった。

 そして今回である。家の領収証を調べればわかるだろうけれど、前回からどのくらい経過しているのか、今この時点ではあまり覚えていない。

 そこそこ暑かったけれど、猛暑の中ではなかったような気もする。

 コロナでマスク着用となり、私は未だに人前に出るときや、買い物に行く時、仕事中でもマスクをしているけれど、やっぱり前歯が欠けていては、あまりよろしくない。

 今日もう少ししたら、今週の土曜日に予約を取ろうと思っている。

 果たしていくらかかるのだろうか。

 かからないといいのだけれど、4,000円もきつい。

 先日、背中の粉瘤の治療が終わったばかりなのに、また医者通いである。

 歳を取るとは、こういうことなのだなと、身に染みて感じる、今日この頃である。