外注の嫌いな私がChatGPTに頼った理由

 自分の事を発信するブログはちょっと違うけれど、アフィリエイトやグーグルアドセンスという広告で稼ぐには、外注化が必須だと言われてきた。

 でも私は、この外注が苦手だった。

 指示を出したり、安いお金で書いてもらうことに罪悪感を感じてしまったり、とにかく外注化は自分の中で相性が悪かった。
 
 ただ一度だけ、失業中だったカミサンの友達に頼んでみたことがある。買った文章を渡して、これを自分なりの文章に「リライト」して下さい、と頼み、アドセンス(googleの広告で稼ぐ仕組み)のサイトを沢山作った。

 今のブログはワードプレスというソフトが主流だけれど、この頃はまだMTの方が主流で、インストールしたいくつかのMTで数十個のサイトを作り上げた。作ってもらった。

 当時のアドセンスはまだドル表記で、調子がいいときには一日5ドルくらいの収益があった。10年以上前だから、やったもん勝ちみたいな所はあったかもしれない。

 オーディションに関するサイトに、訴求も何もせずに貼り付けた「テアトルアカデミー」という所のタレント事務所の広告が結構決まっていたので、これは需要があるのかなと思い、芸能人になる方法、子役になるためには、などのキーワードでサイトを作り、上手く上位に表示されて、しばらくの間、収益をもたらしてくれていた。

 とにかく外注が嫌いだったので、限界があった。

 上手くやればそれなりに稼げるだろう事はイメージできていたけれど、とにかく嫌だった。

 私は社長とか、管理職には向いていないなと、つくづく思った。

 あれから十数年の時を経て、言うことを何でも素直に聞いてくれる外注に出会うことができた。ChatGPTくんである。

 彼の能力はすさまじい。ライティングに関して言うなら、人間が書くよりも数段上のポテンシャルを持っている。まさしくライティングのコンピューターである。

 でも、取り扱いを間違えると、その能力を最大限に発揮することができない。

 上手く指示を出してやる必要がある。

 私は例えばカスタマーサポートにメールを書いたり、その他何をするにしても、細かく書くことが好きなので、結構このChatGPTくんの力を引き出すことができているんじゃないかと、おこがましいながらに思っている。

 本気で使い始めたのはここ最近のことだから、成果が出るとすればもう少し先だろう。
 タイトルも今までは適当に付けていたけれど、最近ではこの外注さんにお願いしている。ブログ記事に必須のタグや、メタディスクリプション書きもお願いしているし、イメージ画像まで画いてくれる。月々約3,000円で、いろいろなことをしてくれる。

 eBayだったり、国内販売だったり、アフィリエイト、ブログ、マーケティングにSEOライティング、はたまたカメラの修理やFX、チャンネル登録者950人で放置しているYouTube、関係のないところで自家用車の修理や旧車ランクルヨンマルのレストアなどに至るまで、ありとあらゆるものに手を出し、今もまだ成果が出ないままふらふらしている。

 成果を出すなら、やはりしばらくの間は、いくつかのものに絞って取り組んだ方がいい、というのは百も承知で言われなくてもわかっている。

 でも、それができないのが私の性分なのだ。

 最近、こちらも、eBayの事を書くようになったからなのか、検索エンジンからのお客様がそこそこいらっしゃってくれている。

 この調子で、適当に邁進していこう。

 やりたいようにやればいい。