手術後の痛みと向き合う日々:体験談と回復への道

 手術後10日ほど経過しているが、未だに痛みがある。

 処方された痛み止めを飲んでいたけれど、それも昨日の朝で終わってしまった。

 特に食事をしたあと、10段階で6-7位の感じの痛みが出ることがある。

 患部が痛かったり、頭が強烈に痛くなる時もある。両方痛いときもある。

 患部の痛い箇所も様々で、手術箇所の関連痛なのか、奥歯が痛かったり、ほじくった骨がズキズキしたり、上だったり下だったり、いろいろである。

 昨日などは、昼休みになって食事後、猛烈に頭が痛くなった。

 でも、昼の休憩時間、いつもは数十分で切り上げる昼休みを目いっぱい使って寝ると、いつの間にか痛みが治まっている。

 おさまらない時もあるし、仕事中でも痛い時もある。

 走らなければならないので痛いのを我慢して走る。眠くなってしまうようだと運転どころではないけれど、眠いのではなくて痛いので、大丈夫。

 痛みをこらえて運転していると、何とかなる。

 昨日は家に帰るまで患部と頭が痛かったが、風呂に入ると、その痛みが両方とも消えてしまった。

 何だかよくわからない状況になっているが、死にはしないと思うので、何とかがんばるしかない。

 カミサンも退院時は複視という副作用が酷く、しばらくは普通の生活ができずにいた。

 それに比べれば、私なんかは普通に生活できているし、仕事もできているので、いいと思うことにしている。

 歯、顎、今回私が手術をしたこの辺りは、身体全体を司る脳みそが近いので、怖い感じもする。

 今回のような膿が万が一にでも脳に回ってしまったりすると、とても重篤な病気になるらしい。

 たかが虫歯なのに、人間の身体は複雑である。

 いくら身体に気を付けていたって、虫歯を防ぐことは難しい。

 受け入れて、がんばるのみである。