郵便局へ国際貨物を出しに行きました

 昨日、だいぶの久しぶりにeBayからの注文があった。

 商品は、日本の古い漆塗りの器である。

 骨董のプロが集まる商品交換市場で、誰もがかさばるので買わないような物を、最低価格の1000円で買ってきた、というような感じのもの。古民家から出てきたような感じの器である。

 これが30ドルで売れた。送料はコロナ前の感覚のまま修正していないので、16ドルほどしか計上していない。

 どこへ売れたかな、と見てみると、オーストラリアだった。

 確か、今使っているFedExは、何故だかオーストラリアへの送料がべらぼうに高い。アメリカやカナダ、ヨーロッパへ送るよりも、オーストラリアは何故だか高い。確かこの荷物を梱包した位の大きさの箱でも、●千円以上したような記憶がある。(規約により、送料の公表ができずに申し訳ありません) 昔の日本郵便の商品、国際e-Packet なら、確か1000円位で送ることができたのに、今はもうめちゃくちゃなのだ。
 
 これでは手数料を引かれると、赤字の商売になってしまい、せっかく商品が売れたのに、全く嬉しくなかった。売れた荷物を、ミステリーゾーンと化した我が部屋のストレージから探し出すのが面倒くさいな、と思っていた。

 とにかく嫌なことは早く片付けてしまおうと、とりあえず商品を部屋の中から探してみる。運良く、今回はちょっと荷物をずらしただけで出てきたので、助かった。

 久しぶりに荷物を梱包する。実を言うと、以前はこんな感じの商品が私のメイン商品だった。仕入れ値がただのような値段で、30ドルから50ドル位で販売できて、梱包後の荷物の重量は600g位で、そして、きちんと梱包してあげれば全く壊れることはなくて、こんなものが一日数個売れてくれれば、結構いい感じなのであった。

 しかし、コロナになって、燃料サーチャージも合わせての海外への送料の高騰と、売れないことからeBayでの評価が落ちてしまったことなどもあって、このお仕事は現在、ほぼほぼ開店休業寸前の沈下中なのである。

 久しぶりに荷物を梱包していて、そこそこ売れていて調子の良かった頃を思い出した。
 荷物を造り終わり、ふと思い出して、日本郵便のサイトで確認してみると、アメリカやカナダなどはまだ、低価格の国際e-Packetでは送ることができないものの、オーストラリアはもしかすると、送れるような気配を発見した。

 荷物は計ってみると407g。ちょっと失敗したが、まあいい。重量を8グラム減らして400g以下にすれば、150円位安くなるのだけれど、まあいい。

 サイト上では、確かにオーストラリアは、国際e-Packet 送付可能になっているのだが、一応サポートに確認してみた。

 数十分待って、休日出勤で疲れ果てている感じのオペレーターさんにようやく繋がり、聞いてみると、オーストラリアへはe-Packetで送付可能です、とのお返事をいただいた。やった。

 早速送り状を作成してみると、オーストラリアへ407gで、1270円だった。以前に比べるとかなり値上がりはしているものの、FedExの●千円に比べれば大違いだ。本当に助かる。

 月曜日は、運転の仕事も休みだったので、ちょうどいい。久しぶりに地元の郵便局に行って、発送してこよう。

 国際e-Packetは、集荷してもらうことができないので、これはちょっとデメリットなのだけれど、売れていた頃は、朝と夕方と毎日毎日沢山の荷物を持って郵便局へ行っていたので、一応局には顔も売れている。久しぶりに行って話をしてこよう。

 いつも担当してくれていたお姉さんおばちゃんは、10時にならないと来ないので、その時間になるまで、これを書いていたという次第なのである。

 これから家の戸締まりをして、行ってこよう。

 久しぶりに、気分が上がってきた感じがする。