空気のような存在になった愛車・ランクル40と過ごす日々

「〇〇さんと同じ色のランクルのトミカ、売っていましたよ」

昨日仕事中、傭車先のドライバーさんに言われた。

彼もまた私と同じく旧いバイクや車が好き。

懐かしいバイクや某日産車など時々会社に乗ってきてくれるので、何度か話をしたことがある。

その後、休みの土曜日の朝、スタンドに給油に行った際、仕事でトラックに乗る彼とスライドしたことで、彼は私の乗る車を認識してくれた。黄色い旧いランクルなんですよ、と言葉では話していたので、すぐにわかってくれたようだった。

荷物を降ろすちょっとの時間を使って、Amazonを見てみると、あった。

ランクルのヨンマルと一言で言っても、色や形には様々なバリエーションがある。各オーナーは自分と同じ年式や型式や色のランクルに深い思い入れを持つ。これは当然。

私が38年所有しているランクルは初期型といわれている。

独特の黄色いカラーや、外見ではドアミラーであること、グリル周りも丸みを帯びていたりして、見る者が見ればわかるのだが、これがわかるのは百万人に一人いるかいないかの、本当にどうでもいいことだと思う。

この私のモデルは、名古屋のトヨタの博物館のとあるお菓子の包装紙にも、トヨタ2000GTなどの名だたる名車と一緒に描かれてもいる。歴史を語る上では、そこそこ重要な位置にいるのだろう。

そんな私のランクルのトミカのミニカーーがAmazonで売っていたので、すかさず二つ手に入れた。一つは観賞用、一つは保存用。

まだ届いてはいないけれど、この車に自分は今も乗っていて、約40年もの間所有していて、その間には屋久島に行ったり結婚したり、いろいろとあったけれど、今日もこの車に乗って通勤して来ていて、もう、空気のような存在になっていることに気が付いた。

やる気になってInstagramやYouTubeなどで発信すればそこそこの結果を出せるだろうことはわかっているのだけれど、いかんせん、私にとっては空気と同じ存在になっているので、もうどうでもいい感じが最近はしていた。

でも、こうやってこんな貴重な車に乗り続けることができているのは、自分なりにすごいことなんじゃないかと、改めて思った。

もうちょっと、発信してもいいかなと思い、今日はこちらにご紹介してみた。

毎日がどうでもいい感じになってしまいつつある現在、少しばかりの刺激を与えてもらったのは、やはりこのランクルヨンマルだった。

この車を所持して、乗り続けていることに、もっと誇りを持っていいのかもしれない。

ランクルヨンマルは永遠に不滅です

タックス町田という、かつてのヨンマル専門店の広告にこう書いてあったが、まさにその通り。

さあ、今日もグローしてエンジンをかけて、このポンコツランクルヨンマルで家に帰ろうじゃないか。

家にはこの車と同じトミカが到着しているはずだ。