昨日予定通りに仕事が終わったので、粉瘤の手当をするために、病院に行くことにした。
会社に到着したのが、17時10分。医者の受付終了は17時45分。到着してからも何だかんだあるので、会社を出ることができるのは17時30分前後。この時間、いつもの道を通っていたのでは、渋滞もあるだろうし間に合わない。
医者までの道には、何と高速道路が通っているので、これを使ってみることにした。
まさか使うこともないだろう、だけど何故か装着してあるETCの機械にカードを入れ、最寄りのインタチェンジに向かう。この時間はインターチェンジまでの道も混んでいる。
このあたり、インターチェンジが乱立しており、2キロおき位にインターがある。最新の某インターで下りれば医者へは5分程度で到着するので、ギリギリだ。
結局は、会社を17時25分に出て、医者へは38分位に到着することができた。しかしこの医者は繁盛しており、この時間に行っても、駐車場の空きは一台分しかなかった。
こちらのお医者さんは、今の時代のコンプライアンスバリバリの感じでは全くなく、昔の外科の面影が漂っている。口数は少なく、喋っても何をおっしゃっているんだかわかりずらい時があったりするのだが、ひとたびメスを手にすれば腕は確かで、私たち夫婦は信頼を寄せている。
今の時代、優しくて、丁寧で、痛くなくて、などが医者へのニーズなのかもしれないが、そんなのお構いなしに、今回もこちらのお医者様は「ちょっときれいにしますからね」などと言いながら私の患部を今日もこねくり回す。
カミサンがガーゼを取り換えてくれる際、少し乾いて良くなってきたよ、と言ってくれていたのだが、そんなのどこへやら、相変わらずの激痛が走り、私は両足をばたつかせ、「いててて」と声を上げる。全然ちょっとじゃない。
今後の予定は、11日から16日はこちらはお休みなので、それまでにもう一度来られるようなら来て下さい。お盆明けの患部の状況を見て、今後の方針を判断します、というような感じだった。これらも私が聞き出さないと、なかなか話してくれないので、もどかしいといえばもどかしい。
「まあ、何かあったら、その辺に当番医がいますからね」 なんて事もおっしゃり、結構適当な所がまたいいのだけれど、結局のところ、当分の間はカミサンにガーゼの取り替えをお願いすることになった。彼女には本当に迷惑をかけてしまう。
たかが「おでき」一つの治療だけれど、こんなに痛くて時間がかかって大変であることを思い知らされている。これに関しては予防も何もできることは殆どないけれど、とにかく今回は時間がかかってでも再発しないように、しっかりと治療して行こうと思っている。