高齢の父を見守るためにベビーカメラを導入してみた:スマート介護への一歩

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 昨日は、届いたカメラ類や、ケーブルなどの梱包を解き、実際にカメラを試してみた。

 玄関用に購入したベビーカメラは、評判通り、とても性能のよい商品だった。

 電源を入れるとすぐにカメラとモニターとは接続され、スマホほどのモニターにカメラの画像が映りだした。

 モニターには小さなマイクボタンが設置されており、これを押しながら喋ると、電波を伝わってモニターからカメラへとこちらの音声が届く。逆も同様だ。

 元来の目的は赤ちゃんの様子を観察するものなので、赤ちゃんの鳴き声に対応した音の感知の仕組みなどもある。もちろん、モニターから明るさを調節したり、向きを調整することができるようになっている。

 私的には直感的に操作できてとても良いと思うのだけれど、果たして昭和一桁産まれで現在90歳の父が扱えるかどうかが問題だ。でも、せっかく買ったのだし、例えお金を出していろいろと考えて「高齢者みまもりの仕組みの商品」を契約したとしても、そこにはそれなりの操作や決まり事があるに違いない。こればかりは覚えてもらうしかないのである。

 室内用の監視カメラは、これもまた評判通りの商品だった。よく、ペットの観察や動画撮影などにも使われているもので、その性能の高さとコストパフォーマンスに、これまた驚愕するばかり。

 少し懸念のあったUSBのWifiも、問題なく開通することができた。この商品、よくよく見つめていると、私がその昔、イーモバイルなどという会社で契約していたものと仕組みは同じである。まだどこかにイーモバイルの端末があるような気がする。

 最後のWifiが届いたのが夜遅く、最終的には時間切れになってしまったのだが、何とか設計通りに構築できそうな感じ。

 アプリの機能を使うと、5人まで動画を共有することができるらしく、私とカミサンと姉と姉の旦那さんとその子供、親の孫で、ちょうど5人なので、これもよかったと思っている。

 Amazonのアレクサとも連動できるようで、これも設定をしてみた。

 離れて電源自体を入れたり切ったりするのは、このアプリではできない。でも、設定で、プライベートモードにすると、実質的には見ることができなくなるので、この仕組みを使えばいい。

 でも、一応万が一に備えて、コンセント型の電源装置を別途2つ購入した。

 スマート家電ならぬ、スマートカメラ、スマート介護である。

 そこそこ、時代の先端を言っているのか否かよくわからないが、黎明期からインターネットに興味を持ち、いろいろとやってきたことが、今になってこんな形でも役に立っている。

 何でも興味を持つことは大事なこと、なんてところだろうか。

 上手く行くといいな。