eBayストア閉店寸前で売れた!再挑戦を決めた小さなきっかけ

 金曜日の朝、スマホを見ると、eBayで商品が売れていた。

 日本の古い木の某製品を10個セットにした商品。

 もちろん各種手数料はかかるけれど、販売価格と送料を合わせると、約6000円の売上。

 古物商の交換会で、どこかの古い文房具屋さんが閉店したものが出品されていて、このアイテムが売れそうだったので、目をつけて落札した。同じ事を考えている人がいて少しセリになったが、かなりの数があって3000円だったと思う。

 家の中には、こんなものがいろいろある。

 カミサンはゴミを何とかしろ、と言うけれど、出すところに出せば売れるだろうとの私の目利きで仕入れた商品達なのである。

 見る人が見ればお宝なのだけれど、殆どの人はゴミに見えるだろう。

 少し前に書いたかもしれないけれど、もうeBayのセラーは辞めようと考えていた。

 実際問題、今週末にストア契約を解約し、商品全てをeBayから削除しようと思っていた矢先なのだ。

 あっちこっちへ揺れ動いてしまう、私の悪い癖。

 これはやっぱり、続けるべきなんじゃないだろうか、私はここで勝負をすると決めたのではなかったか、お客様の満足度はどの位だろうか、そこそこの自信があると言っていたのではないだろうか…。

 eBayストア閉店の決断は、それほど強いものではなかった。

 家に帰って荷物を梱包し、コロナ禍で以前とはかなり代わった方法で、荷物をアメリカへ発送した。以前は朝の7時から夜の6時までの間に郵便本局へ持ち込まなければいけなかった発送が、近くのローソンへの持ち込みでできるように改善された。

 ローソンで荷物を発送し、悪いと思ったので森永チョコレートアイスクリームのパルムをPayPayで買って、駐車場で食べた。

 以前はこの発送がかなりの負担だったのだが、これなら何とかなるかもしれない。料金もそれ程高くはなく、むしろ私が取り扱う商品であれば、かなり割安になっている。

 もう少し続けてみてもいいかな、という気持ちになった。

 ということで、eBayセラーはもうちょっと継続してみようということに進路変更。

 大きな会社の舵取りだったら問題もあるだろうけれど、たかが一個人事業主のしがない商売なので、方針の転換などでも気は楽だ。

 何とかもう少し楽に生きることができればな、と、あれやこれやの模索が続いている。