maninfrontofcomputer

 今や時代はSNSである。

 これができなければ、生きていけないような感じに世界が変わりつつある。

 私が一番はじめに足を踏み入れたのは、Web日記と言われた世界だった。各々が好きなことを日記風にインターネットに公開し、それを読んでもらうという形。

 その日記に関連して、読者との交流を持つような意味合いも込めて、レンタルの掲示板を設置した。

 当初は屋久島とか、田舎暮らしとかに特化していたので、私の暮らしに共感するお客さんが結構な数、集まってくれていた。

 時代と共にWeb日記はブログになって行った。レンタルしていた掲示板は少し前に閉鎖の通知が来た。

 今はSNSと言えば、twitterやinstagramや、まだ少しFacebookという感じなのだろうか。後忘れてはいけない、中国のTikTokやYouTubeもあったっけ。

 私がWeb日記をやめて少しした頃、twitterが出てきた。私はtwitterの匿名性や悪いことに使われている現実などからtwitterには馴染むことができず、未だにそれは続いている。アカウントはいくつかあるが、気持ちが入っていない、インチキなアカウントばかりなので、成長するわけなどない。

 YouTubeは、一つ、チャンネル登録者が955人いるチャンネルを持っている。今、はじめて明かすと、これは、実は昔、刀剣類を扱い、これらを輸出する仕事をしていた際に開設したもので、当時はかなり斬新な取り組みだった。今でもそうだが、刀剣類を海外へ送るのは、かなり面倒くさい手続きが必要だが、私はそれを、誰もやっていないことをやっているオーラを出しながら、誰に教わるでもなく、かなり必死に勉強してマスターした。

 本物の刀を持って、太陽の光に当ててぴかぴか光らせて、私の家の Japanese Garden で適当な英語で解説して、と、そんなことをやっていたら、知らぬ間にチャンネル登録者が増えてしまったのである。

 このジャンルに特化して進めれば良かったのだろうけれど、刀剣類は扱うのがちょっといろいろとあって、もう手にすることは辞めようと決めたのである。未だに多くのコメントを世界中からもらったりしているのだけれど、大変申し訳ないと思いながら、お返事はあまり差し上げられない現状が続いている。

 ただ、収益化するなら、チャンネル登録者が1000人以上いなければダメなので、閉鎖してしまうのももったいないと思いながら、このチャンネル上で刀剣ではない、日本のいい所や私自身などの事を海外の方に紹介する動画を作り始めたりして、そんなのをだらだらとやりながら今に至るのである。

 更新すると、逆にチャンネル登録者が減りそうなので、あまり更新はしてこなかった。

 こんな理由もあって、YouTubeもまたまた適当な宙ぶらりんの展開なのである。

 Instagramも同じ感じで、当初は日本のいいところを紹介して、海外販売のeBayの私のストアに誘導する予定だったものが、同級生などに見つかってしまい、思うように動けなくなってしまった感じがある。

 屋久島の時のように、私はここでこれを頑張っています、みなさんがやりたくてもなかなかできないこんな面白いことに挑戦して、毎日をこんな風に突き進んでいます、というようなオーラがもうないので、きっとダメなのだろう。

 そして本題ではないけれど、インスタグラムの会社が、新しいSNSを提供すると言っている。twitterを意識したプラットフォームだとか言っていたが、果たしてこれはどうなのだろう。

 ちょっと興味はあるけれど、おそらくこれも今の私では撃沈だろう。

 海外向けなんだか、日本向けなんだかもわからない。何を言いたいのかもよくわからない。ごちゃごちゃしている今の状況を見直して、きちんとやってみよう、なんてかっこいい事を考える元気も最近はなくなってきた。

 適当にこうやって、好き勝手な文章を書いて、AIでサムネイルの画像を作って公開する事が、今の私にとっては、一番の楽しみなのである。

 最後にもう一爆発… まあ、無理だろうなぁ。