予防接種後の医療明細と家計書類

 インフルエンザのワクチンを接種した。

 かかりつけ医で薬をもらうついでであれば予約は必要なく、料金は3500円。まあ普通だろう。

 私はかつての仕事柄、冬には絶対に仕事に穴を開けられないとの思いから、自らを守る意味も込めて毎年インフルエンザのワクチンを接種している。高校生以降インフルエンザにはかかっていないし、風邪で寝込むこともない、というか許されない状況の中で働いてきた。少し熱っぽい位であれば、市販薬を飲んでなんとかやってきた。

 今の職場にはメールの仕組みがある。私は職種柄あまり見ないのだけれど、先日これを見てみると、インフルエンザの予防接種に対して補助金が支払われるとの記載があった。

 それには一律2000円と書いてあった。

 カミサンの職場は1000円。

 やはりここは守られているのだな、と思った。

 早速そのメールに添付されているエクセルファイルに必要事項を記入し、領収証の原本を添付して担当者に提出。どのように支給されるのかなどは確認しなかった。

 そして昨日、県民共済が無事に引き落とされたかを確認するため銀行の残高を確認すると、そのお金が振り込まれていた。しかも、3200円。

 おそらくであるけれど、3500円の全額から300円なりの振り込み手数料を引いた額というような感じなのだろう。

 と、こんな風に思っていたのだが、今日仕組みが判明した。

 本日給料日、この3200円の明細が来ていたので、世話をしてくれた女性職員に明細を見せながらお礼を言うと、これはインフルエンザの補助ではなく、健康保険でいくらかの線を越えると支払われる手当ですよ、ということだった。

 落ち着いて考えてみれば、2000円と言われている手当が3200円になるはずはなく、また、どう考えても県民共済のようなスピードで処理されるとは考えにくく、落ち着いて考えるべきだったかな、でももう少しすると2000円振り込まれるだろうから、まあいいか、と思った。

 それにしても、明細には3万なにがしかの医療費総額となっている。前回が歯科のブリッジ二つ分で、今回は粉瘤かな。おそらくそうだ。窓口で1万円弱払った記憶があるから、三割負担÷3×10で、おそらくこれだろうということがわかった。

 何度も何度も同じ事を言うようだけれど、今までカツカツ生活が当たり前だった私はこのような仕組みが未だに不思議でならない。何だか変なのである。

 こんなものをもらってしまうと、来年3月の契約満期時には延長できずにクビになるような気がしてしまう。

 どこまでも貧乏性が抜けない。

 仕方がない、これが私の人生なのである。