アジャスト

 今までは、自分勝手に日記を書き、発信してきた。

 この日記がまさしくそれである。

 相手のニーズとか、時代の流れとか、そのようなことには目もくれずに、ただひたすら、自分の欲求を満たすために書いてきた。

 それでもいいにはいいのかもしれないが、もう少し時代の流れを考えて、読んでいただける人の事を考えるなら、この日記も少しは日の目を見るのかなと思う。

 ということで、先日は日曜日の暇にまかせて、ビデオとテキストの動画などを作ってみた。

 反応は今ひとつだけど、このようなものは何であれ、はじめはちょろちょろであり、段々と格がついたりして、評判や評価がついていくのだと思う。

 しかし、今をときめくTikTokの場合は、動画を作れば、強制的に「おすすめ」というシステムによって、200人に見てもらえることが約束されている。

 もちろんそんなに甘いものではなく、ほぼ全ての人が、動画を一瞬見たところで、これは必要ない、と判断し、次の動画へ行くなり、消されたりしてしまう。

 動画のブレイク、バズりには、この一瞬で、動画を見ている人の心を捉える、というスキルが必要なのだ。

 私は前にも書いた通り、年齢相応に動画を作っているのだけど、再生数は一番多いもので1000と少し、昨日上げたものも、今見たら500程度の再生数で、100万再生というようなバズりには程遠い。

 この日記の動画版も同じくで、再生数は5-600位である。

 やっぱり、時代に乗って、やり方をアジャストしていくのは、私にとってはあまり意味がないような気もする。

 昔のようにちょっと尖りながら、好きなことをおもしろおかしく語っていくのが、私のやり方なのかもしれない。

 やっぱり、自分を曲げるとあまりいいことは起こらないようだ。

 自分の思うとおりにやっていこう。