今日はエアコンの取り付け工事の日である。
昨日は、押し入れの上の天袋のようになっている所の物を全て取り出し、屋根裏への入り口を確保した。私も着替えて屋根裏へ入ってみようかと思ったのだが、庭用の脚立を家に入れてまで試すのは面倒くさくなって、やめてしまった。
カミサンは工事当日の朝まで、自分の部屋で寝る必要があることから、昨日の片付けはほどほどに、本日朝4時から、私と一緒に部屋の片付け、エアコン取り付けの業者さんが作業できる状態にする作業、をはじめた。
朝、私は3時に起き、いつものように食事と歯磨きなどを済ませた。カミサンとは4時にはじめようと約束して、朝の4時から彼女の部屋の片付けをはじめた。
カミサンは片付けや収納が上手で、あまり物を持っていないのだが、それでも部屋の中にはいろいろな物がある。
確保しなければならない所は、エアコンの下と、窓の下、あと、古い室外機を出し、新しい室外機を搬入する経路、である。
エアコンの下にそこそこ重たい棚があるので、それを避けなければならないのだが、避けようと考えている場所にはソファーがある。ソファーはベッドの上に置こうと思ったのだが、ベッドの上も汚れてしまうので、ベッドの上のカバーを他の物に取り換える必要がある。
古くなったカーテンもついでに取り外してくれと言うので、この作業も行う。
家具やソファーを動かせば、当然埃が出る。朝の4時から申し訳ないとは思いながら、アイリスオーヤマ製の充電式ハンドクリーナーで、埃を吸い取りながら作業をする。アイリスオーヤマのクリーナー
30分くらいあれば、余裕で終わるかなと思っていたが、結構な時間がかかってしまった上に、朝の4時過ぎでそれ程の気温ではないにも関わらず、大汗をかいてしまった。シャツもパンツもぐちょぐちょである。
昨日は、担当の業者さんから、カミサンの所へ電話がかかってきて、訪問時間の他にも、いろいろと細かいことを聞かれたらしい。
家の工法は何か? 屋根の傾斜は急か? はしごはかけることができるか? 窓から屋根に下りることができるか? 家の中を通して室外機を外に出すことができるか? などなど、カミサンは一生懸命に答えてくれたようだが、やっぱり女性にとっては難しい感じがする質問もあったらしい。
業者さんに協力すべく、私が帰宅後にフォローの電話をかけたのだが、もう解決しているのか、違うと思われる配車係のような人が出て、私の電話にはあまり価値を感じてくれることはなかった。まあ、解決しているのならそれでいい。
結局、家は築40年以上のポンコツなので、どうなってもいいので、とにかく安く上がるように、エアコンが無事に取り付けられて機能するように作業をして下さい、と、まとめてくれたらしい。
エアコン取り付けの際には、当然、配管を外に出すための穴を開ける必要がある。この穴を、2×4住宅なら、スタッドと呼ばれている柱の部分、我が家のような在来工法の家なら筋交いと呼ばれる木に干渉しないように開けなければならないのだが、これがなかなか難しい。専用の道具もあるようなのだが、電気工事屋さんでも時々、さまざまな現場があることなどから、失敗が時々あるのだという。
この問題は、一番はじめにエアコンを取り付ける際に発生する場合が多い。新築の家なのに、おかしな所に穴を開けられてしまったなどという事があるようなのだが、我が家の場合は20年ほど前に取り付けたエアコンがあるので、穴を開ける場所の問題はないと思う。
屋根の上に設置するということと、電気の専用コンセントの取り回し、位が、ちょっと難しい所かもしれない。
でも、私もカミサンも、この家はもう、震災を耐えて何とか頑張っているようなポンコツなので、家に対する思いは、例えば新築のそれとは全く違う。
何千万円も出して数十年のローンを組んでようやく買った家なら、穴は間違えてもらいたくないと思うだろうし、コンセントの配線も、外には出さないで、中をきちんと通して下さい、ということになるのだと思う。
カミサンの言った通り、配線の取り回しや外観などはどうでもいいので、とにかくコスパ重視で、低価格で、無事に取り付けを完了させて下さい、というのが、今回我が家のエアコン取り付けに工事に対するニーズなのである。
くしくも今日は、仙台でも35度になる予報が出てしまっている。一年で一番熱い時期になってしまった。でも、雨が降るよりはいいだろう。
こちらとしても、できる限りの準備をしてきたので、何とか無事に、安全に、怪我などなく、「ご安全に」工事が完了して欲しいものである。
予定では12時から14時の間に来てくれることになっている。
よろしくお願いいたします。