postoffice

 昨日、オーストラリアに販売した商品を発送するために、地元の郵便局へ行った。

 月曜日なので混んでいるかなと思ったのと、馴染みの局員さんは10時からの出勤だったのを思い出したことで、10時過ぎに歩いて荷物を持ち郵便局まで向かった。

 毎日荷物を持ってきていた頃はコロナ前だったので、ビニールの仕切りなどはなかったが、今はきちんと対策がされている。こうなってからは殆ど来ていないので、何だか不思議な感じがした。

 郵便局は9時から、夕方は荷物の受け付けは5時まで、そして営業は月曜日から金曜日なので、今の運転の仕事がフルに入ってしまうと、ここへは来ることができない。

 今日はたまたま、オーストラリア宛の荷物が出たタイミングと、運転の仕事が休みになったタイミングとが重なったので、こうして来ることができたのである。

 馴染みの局員さんは、予定通りいらっしゃった。その下にももうお一人いらっしゃったのだけど、こちらの方はコロナになってからいらっしゃった方だろう。

 毎日毎日来ていた頃は、郵便局の中の人が変わればすぐにわかったし、今日は郵便の担当になったり、次の日はお金の方の窓口担当になったりと、郵便局の人の動きを見て、いろいろと大変だな、なんていつも思っていた。

 局の中は朝一番の混雑が一段落した感じで、レターパックライトの宛先を机の上で書いている男性が一人いるだけだった。

 私の荷物は国際なので、郵便局の人からすれば特殊で、注意して扱わねばならない荷物の部類に入るのだと思う。それに加え、以前は刀剣類、刀、なども持って行っていて、これなどは書類がいろいろと面倒臭く、また、送ることができる国があったり、送れない国もあったりで、チェックがいろいろと大変で、かなり大変な思いをさせてしまっていた。

 そんなこともあって、この馴染みの女性局員さんとは、顔を見ればもう、相手の何たるかがわかるというような感じなのである。まあ、局員さんは毎日沢山の人と接していると思うので、私が一方的にそう思っているだけかもしれないけれど。

 混んでもいなかったので、いろいろと世間話をしながら、でも、内容品や書類の確認、国ごとの注意事項などをきちんと確認していただいて、無事に荷物を送ることができた。

 局長さんとも顔なじみで、義父が町内会の役員をしていた関係もあり、行く毎に話をするような関係になっている。今回も話かけられたら、義父の今の状況を報告せねばならないな、と思っていたのだが、離席されていたので、わざわざお呼びいただく必要もないよなと思い、それは控えて帰ってきた。

 熱い中、荷物を持って歩いて郵便局に行き、荷物を預けて、来たときとは違う道を通って家まで帰ってきた。これだけで生活できたらいいんだけどな、と、一瞬思ったけれど、今の生活を維持するためには、保険、年金、税金、その他生活費を考えれば、利益で30万くらいはなければダメだろうと考えると、それは今の状態では無理だろうな、やっぱり時々こうやって、売れるのを楽しんでいた方がいいんだろうな、と、この海外販売に関しては、このような結論になっている。

 と同時に、送料の安い、この、郵便局の商品である、国際e-Packet が、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ各地でも、元のように使えるようになれば、少しは違うのにな、とも思った。

 結局のところ、この海外販売プロジェクトは、私の中で「おまけの仕事」の域を出ないのである。

 いや、私も一応海外に売れる物はわかっているし、持ってもいるので、力を入れて取り組めば、もうちょっとは良くなるのだと思う。だけど、それが今はできないのだ。地味に、送料が高いことが私のやる気を削いでいる。

 また、少しオークションをやってみようかな、とも思うのだけれど、結構面倒くさいんだよな、売れても儲からないなら、あまりやりたくないよな…

 という感じなのである。