技術の日産はどこへ行った?ジュリーとブルーバードと、あの頃のクルマへのときめき

 カミサンが沢田研二に傾倒している。

 毎日YouTubeを見て、カッコいいとにやけている。

 その中で私にも見て欲しいと言われて見た動画がある。

 沢田研二が演じている車のコマーシャルを、歴代に繋げたものだ。

 その車は、910のブルーバード。赤くてフェンダーミラーで、SSSとかターボとか、ハードトップ登場とか、いろいろと懐かしい映像が出てくる。

 そして最後に、技術の日産。そう、この当時の自動車業界は面白かった。

 あの頃の日産はどこへやら、偶然なのか時を同じくして、日産が更に1万人のリストラを決行するとのニュースが流れてくる。

 今の時代は本当に何なのか、何が面白いのだろうか。

 デジタルに特化したメディアや製品、AIなんかも素晴らしいものではあるけれど、あの、車に対してときめいていた頃の状況とは、何かが違う。年齢を重ねてしまったせいもあるだろうけれど。

 これから先、電気自動車などが台頭してくるのであれば、誰にでも簡単に車が製造できる時代が来てしまう。技術の日産は、この先、時代のニーズから取り残されてしまうのだろうか。

 サニーとカローラ、コロナとブルバード、レパードとソアラ、クラウンとセドリック、かつて日産にはトヨタと対等関係にあった車がたくさんあって面白かったのだけれど、今はどこもトヨタばかりで面白くない。

 こんな面白くない事ばかりを喋ってしまう私は、そろそろ化石にでもなって、その辺にある石の中にでも埋め込んでもらいたいと思っている。

 自動車業界がピンチだ。

 何とかなるなら何とかしなければならないのだろうが、もしかするとこれは時代の大きな流れというもので、どうにもならないのかもしれない。

 悲しい限りだ。

 見守るしかないのだろうが、本当に悲しくなってくる。