今の仕事は仕事内容もそれに対する報酬も満足の行くものなのだが、それに付随する心配点がない訳ではない。
仕事は身体が資本なので、身体の調子をいつも整えておかねばならない。
幸いにも私は、長い間運送業に携わるも、運転手がなりやすいと言われる腰痛などにはなることはなく、今まで来ている。今の仕事になっても、先輩は翌日腰が痛いと言っていた仕事でも、何とか大丈夫だ。腰の構造、強度は、人並み以上なのだと思う。
また、「風邪などを引いてしまった場合にも、遠慮なく休んで下さい」と言われたのだけれど、私は今まで穴を開けると何を言われるかわからない仕事をしてきたこともあるのか、ここ数十年、風邪を引いたことがない、というか、引かないように心がけてきた。精神的に引くことが出来なかったという感じで、今までやってきた。
季節にはワクチンを打っていたし、微熱程度は何度かあったものの、仕事をしていれば熱が上がることはなかった。今時こんな事は通じないのかもしれないが、根性で風邪などは吹っ飛ばしていた感じだ。
しかし、長い間こちらにお付き合いいただいている方の中には、私の決定的な弱点をご存じの方もいらっしゃるかもしれない。そう、腹が弱いのだ。
大型車、トレーラーの運転などをしていると、急な便意に対応するのが難しい場面もある。私はバスの免許を持ってはいるものの、お客さんを乗せるバスを運行していて便意が来たら大変だという理由から、バスの運転手は見送ったという経緯もある。
私は考えて、毎日リズムよく生活することと、朝は早く起きて便を出し切ることを実行してきたのだが、これで何とかここまでやって来ることができた。今でも朝は出勤時間の3時間以上前に起きて、弁当を作ったり水筒を作ったりしながら、何とか毎朝の便を絞り出している。今日はこれから仕事なのだという緊張感も相まって、何とか排便を完了し、運転中に便意をもよおすという事態を避けることができていた。
いつの頃からだろうか、排便時に鮮血が見られるようになった。鮮血なのだ。
腸管からの出血なら鮮血ではないだろうから、これは不思議だった。
当初は切れ痔ではないかと思い、そのまま様子を見ていた。
その鮮血の出血は徐々に収まったのでよかったなと思っていたのだが、次の段階では血液ではない体液のようなものが、下着に付着するようになった。いつもではなく、時々だった。
様子を見ていると、どうやら腸が肛門から少し出ていて、そこの腸が体液を出しているような感じなのである。怖いので未だに鏡では観察していないが、おそらく脱腸とか脱肛とか言われる症状だと思う。
実はこれが今でも続いている。
身体が疲れてくるとてきめんで、下着を汚してしまう。これは女性の生理のような感じで制御ができるものではなく、知らぬ間に下着が汚れていたり、酷いときには下着とステテコを通り越して制服まで汚してしまうことがある。今はないのだが、いつかはこれが血で、大変なことになった、なんて症状もあった。(今は大丈夫…)
対策としては、朝の最後の排便時に、手の指を使って肛門に出てしまった腸を腸内に戻すようにしている。幸いにも今はウォシュレットの時代なので、これで何とか毎日を凌いでいるという状況なのだ。
50過ぎくらいまでは、身体など何ともないと思っていたのだが、ここ最近はこんな風にして身体に関する事も小さな悩みになりつつある。今回も油断をしていたら、知らぬ間に職場の自分に与えられた椅子に僅かながらの染みを付けてしまって、急遽毎日新しいタオルを敷いて過ごしているというような状況だ。
これはおそらく、手術をした所でどうにもならないと思う。手術後は辛い状況が続くと思うので、それをするなら、今の状況で我慢する方がマシだなという判断となっている
かつてのサラリーマンは60で定年だった。これにはこのような理由があるのだろう。
人間は永遠に生きることができるのではなく、年齢の経過と共に少しずつ衰えていくものなのだ。
60を超えれば、もちろん、あっちこっちにガタガ来てあたりまえなのだ。
ちょっと白髪が少ないとか、結構若く見られるときがあるとか、調子に乗っていると、痛い目に会う。このように、身体は確実に衰えているのだ。これは摂理であり、誰も逃れることはできない。
決定的なものではないけれど、結構じわじわとこんな事が起こりはじめている。
年金をもらい始めるまで、いや、万が一にも許されるのならもう少し先まで働くことができればいいなと思っている。





