郵便配達と私の事業の現実 – 不在票から始まった意外な会話

昨日は、休みだった。

休みなのに、郵便局から書留でカードの配達があったようで、呼び鈴も鳴らさず、不在票を入れて帰って行った。

ひどいな、と思いながら、QRコードを読み取って、再配達を依頼する。

カードは、個人事業主としての、屋号名のものだった。屋号名だけで、名前が併記されないのは、この会社しかない。

一時、ゲリラ豪雨並みに大雨が降ったので心配していたが、配達員は無事にやってきてくれた。

「間違いないですか?」

カードの宛先を確認し、認印を押印する。

踵を返して帰ると思った配達員は、何故か帰らない。

「こちらの事業では、郵便物などは出ないのでしょうか?」

少し間があって、その後、こんな事を訪ねてきた。

聞けば、郵便事業もかなり厳しいらしく、荷物が減り、大変なのだと言う。そういえば少し前、後納の差出票を新しい価格に改訂したので差し替えて下さいと、新しいものが届いていた。

私は国際郵便を使っていたので、(今も注文が来れば使うが、注文がない…) かなり郵便事業の売り上げには貢献してきた、(と思う)。

少し前もeBayで売り切りのオークションを開催し、それなりの数を発送した。

しかし、価格は上がらず、事業としてこの形はもうダメだと思い、今は荷造運賃の計上はない。

配達員さんも、今まで見たことのない顔の方で、おそらく局から指示され言われた通りに、私に状況を聞いてきているのだと思う。

ゆうパックも、価格が上がってしまったけれど、後納の差出人で、何件か発送の実績があれば、割引される仕組みができたのだと言う。

私は彼に、今までやってきたことや、かつての送料売り上げ状況などを説明した。

今も、eBayの出店は継続しているが、先月から一つレベルを落とした契約に変更した。

SEO的に埋もれてしまっているのか、私の商品はここ数カ月注文がない。

老後の楽しみにと物販は残しておいたつもりだったが、そんなに甘いものでもないようだ。

国内でも、ヤフーショッピングやヤフオクなども幽霊店舗だけは残してあるが、今の状況では取り組むことが出来ない。

まずは、ブログやアフィリエイトで収益を安定させ、それが継続できる状況になったら、物販を併用しようと思っている。

老後は安泰かと思いきや、このようにいばらの道が続く。

健康第一で、まだまだ頑張らねばならない。