今の会社を辞めようと思っている。
私は一度入った会社には義理を感じてしまい、そう簡単に辞めようとは思わない派だと思う。会社にとってはいい社員かもしれないし、自分にとっては損をしている部分もあると思う。
今の会社もその典型で、私は副業をしていた事から、少しグレーな状況で採用してもらい、仕事も調整してもらってきた。平成27年の入社だから、かれこれもう、あらびっくり、ChatGPTに聞いてみたら10年以上が経過している。
はじめの頃は震災復興の仕事が忙しかったが、これも次第に落ち着いてきて、最後は免許を持っていてタンクローリーの経験もあることから、トレーラーの仕事をするようになっていった。
うちの会社は重量物を運ぶのが専門なのだけれど、私はこの部署とは距離を置き、コンテナだけを扱ってきた。要はタンクローリーと一緒で、荷扱いが簡単なものということである。
はじめは、ただのバイトのつもりで入社したのだけれど、人間同じ所に長くいると、それなりの雰囲気が出来上がってしまう。それは言い換えるなら、これまたいいのか悪いのか会社の居心地がよくなってきてしまう、ということ。
私はトラックのオイルやフィルター交換、はたまたタイヤ交換も、メインの人たちのいない時間を見計らってこなす術を身につけている。これは苦痛の1つでもある一方で、常日頃運動不足の身体にとってはいいことなのだ。また、素人ならこんな環境に居ることができるはずもないので、作業を完了すると、奇妙な達成感がある。この達成感は、脳が身体全体に独特の刺激を与えるのか、身体は疲れているのに、やけに頭が冴え、翌日も疲れているはずなのに、元気に起き上がって活動することができる、という力を持っている。
こんな事ともお別れなのかと思うと少し寂しい限りだが、辞めようと思ったきっかけは親の介護だ。
平日に休みを取れば給料が減る。そんな中で月に一度休みを取って東京に行かねばならない。これがもし、平日の休みがある会社だったら、給料を減らさずに介護することができる。
まあ、こんな簡単な理由ではないのだけれど、とにかく当初の75まで働いてやる、というような気負いは失せて、とりあえずここを辞めようと思っているのである。
いつまでも運転手はできないかもしれない、そう考えて考えた対策の1つが、消費生活相談員という国家資格の試験なのだが、これもやってみると覚えることが沢山あって大変だ。第一勉強するための時間が少ないので、果たしてどうなるか、である。また、仮に試験に合格できたとしても、実際に相談に乗ることが出来るかどうかも疑問である。
運転を続けるという選択で他の会社を聞いてみても、意外にもあまりメリットは感じられないところが多い。だいたい同じような感じなのである。それなら今の会社に残った方がいいのかな、なんて思ってしまうこともある。
最後の最後に、これはほぼ無理だろう、という所にアプローチをかけているのだが、おそらくこれもダメだと思う。大きな安定しているように見える会社は、見えない「しがらみ」が多く、ここはこれが特に強烈に私を縛り付けており、突破は困難な状況だ。
こんな状況だけれど、とにかく何かやらなければと、今は試験を受けてみようと勉強をはじめたり、他社にあたって情報収集をしてみたりしている。動き始めただけでも進歩かもしれない。
万が一、百万が一にでも、今あたってもらっている所を突破することができたとしたら、これも毎日書けるようになるし、休みも倍、お給料は〇万以上増え、人生最後の5年がバラ色のものになる可能性があるのだけれど、今のところはどうなるかは神のみぞ知る状態である。
自分の力ではどうにもならないこの状況は空しさもある。
進展があったら、また、ご報告したいと思う。





