昨日配車係くんから電話。
みんなに聞いているのだけれど、お盆の間、例えば14日とか15日とか、出勤は可能ですか? とのこと。
今年のお盆は特に予定もないし、今まで仕事が薄くて借金もあるし、時々は配車係くんや会社に恩を売っておけばこの先も何かといいのかな、なんて悪徳な事も考えたりして、とりあえずは大丈夫ですよ、と返事をした。
ただ、気になるのは背中のキズである。
殆ど痛みはないものの、排膿とはよく言ったもので、未だにガーゼを取り換える度に膿が出ている。
うちの会社はこの手の本業にOKを出してしまうと、何日も家に帰ることのできない仕事となることが多い。一応、配車係くんにも話しておこうと思い、事の全てを話し、家に帰ることができるならいいですよ、と、念を押しておいた。
荷物ならびに仕事内容は、工事現場の敷き鉄板の運搬で、土曜日に弊社倉庫で積み込みをし、月曜日、岩手県の某所に一回、帰りに宮城県某所で再び鉄板を積み込んで、翌日にそれを岩手県の更に遠い、かつてかなり賑わったスキー場の近くにおろすという仕事だそう。
たぶん、足かけ4日は出勤しなければならないだろうが、おそらくこの流れの仕事で弊社に入る運賃は二回分なので、日給月給である私の取り分は2日分だろう。出勤した分の日数だけ貰えるような、そんな甘っちょろい会社ではないことは10年近く在籍していてわかっているが、配車係くんに立てついた所でどうにもならないし、受けてしまったのだから仕方ないし、いつも頑張っているみんなが休めるのなら頑張って出ましょうか、ということで、引き受けることにした。
もちろん高速など使えるわけはなく、一回目の現場は片道4時間、次の現場は片道6時間ほどかかるコースだ。もちろん現場では待機もあるだろうし、敷き鉄板は降ろすのにそれなりの時間もかかる。これらは覚悟の上だ。
このように現場仕事はいつものコンテナ運搬とは訳が違う。でも、私は時々しかお手伝いできないし、もちろん今の季節は雪もないので、楽しみがてら何とかこなしてみようと思っている。
タンクローリーの仕事の時もそうだったが、世間一般の人たちが休みの時期に仕事をするのが私は好きなのである。今回も事故なく怪我なく、ご安全に、がんばるのみだ。
今朝見てみると、ヒトの身体というのは良くできているもので、キズも最初の頃とは違って、状態が良くなってきた。端のあたりは固くなりはじめていて、普通にしている分にはそれほど痛みもない。ただ、まだ結構な膿が出ているので、これが早く出切ってくれればいいなという感じである。
お盆休みはないような感じになってしまったが、まあいい。
がんばろう。