工場には新しい生産ラインが出来あがり、製品が出荷され、私の仕事も通常にもどるはずだった。
しかしである。
先日工場内で、日本を代表する某社の庸車トレーラーとスライドした。
まさかとは思ったが、いつも話をする工場内の人に話を聞くと、そのまさかが起きてしまっていた。
新しい荷物は、私たちが今行っている所では出荷されず、日本某社によって出荷されているのだ。
今までは何とも思わずに仕事をしていたが、日本だって民主主義の国で、競争が起こってあたりまえ、仕方ないのである。
工場のラインが稼働しているのにも関わらず、あまり忙しくならないので、おかしいなとは思っていた。
今はまだ、様子見の段階だが、このままの状態ではちょっとまずい。コロナで出荷がなくなり、ようやく戻ってきたと思ったらこのような状況となってしまった。
ここの仕事、今日は20日なのに、今月に入ってからまだ4日しか稼働することができていない。私はダンプカーの給料体系をそのまま変えずに今の仕事をしているので、仕事がないと言われれば出社に及ばずで、お金をもらうことができない。月給である程度が保証されている人とは大違いなのである。
裏にもう一つ、世界的に有名な会社の某製品を詰め込んだコンテナを運ぶ仕事があり、これをさせてもらうことで何とか繋いでいるのだが、この仕事も専属の人がいて、私がこの仕事をすると、専属の人が他の仕事をするという、ちょっと面倒なことになるので、頭を悩ませている。
私の専属の仕事が戻らないようだったら、いよいよ考えなければならない状況になってしまった。
ということで、今週も金曜日から今日の月曜日まで4連休になったので、投資の勉強をしていたのだが、今回は物にするべく力を入れて取り組んでいる。
産まれてから還暦前までの長い間、お金では悩まされてきたので、最後の最後くらいは、何とかお金のことを考えずに、優雅に暮らしたいと思っている。書くだけは自由だから、たくさん書いて、夢を叶える予定である。