久しぶりのほっともっと体験記

 昨日、カミサンは友人と街へ出かけた。

 今までは、私の夕食にカレーを作ってくれていたのだが、先日の言い合い以来これがなくなり、今回は1000円渡すので何か食べて下さい、ということになった。

 彼女の提案で、近所のほっともっとでカツカレーを食べることにした。ミックスサラダと豚汁でちょうど1000円になるのだという。

 今までは1000円がもったいなくて、家で残り物を食べるような事をしていたが、もうそんなことはどうでもいい。彼女の言うとおりにすればいいのだ。

 昨日の仕事は少しだけ早く終わったので、早速ほっともっとへ。

 ここは、自宅から一番近い、2ブロック隣の所にあるお店で、私がこちらに来た2000年当初から既に営業している。当時はほっかほっか亭だった。

 何度か改装を繰り返しているが、20年以上続いているので、ほっともっとも結構、フランチャイズの中では安定しているのかもしれない。

 アプリやらWeb予約やら、今はいろいろな購入方法がある。そして支払も、電子マネーの類いがいろいろと使えるようだ。

 何を食べるのかを決めて行かなければ大変だ。私はこういう所で自分が好きな物を選んで注文することができない。とりあえず目に入ったものを注文したりしてしまい、あとで後悔することがよくある。

 今回はカミサンの提案で、食べるものが決まっていたのでスムーズだった。

 マスク姿のレジ係の若い子は新人のようで、研修中の札をつけている。女の子かと思いきや、もぞもぞと喋る声は低く、よく見ると男の子だった。

 「ドレッシングは和風とゴマがありますが?」
 と言ってくれた最後の「ごま」がもぞもぞとしていて聞き取れなかったので、

 「和風と何だっけ?」
 と聞き返すと

 「ゴマです」
 と、教えてくれた。

 私も年を取って耳が悪くなっているのかもしれないし、彼がマスク越しでもぞもぞと言っていたからかはわからないが、とにかく注文する事ができた。

 カツカレーは比較的早く出てきた。

 カツはあらかじめ揚げてあるものを、加熱したような感じだったが、それでも電子レンジ特有のものではなく、美味しくいただいた。

 久しぶりに食べるほっともっとは新鮮だったが、やはりいつも薄味のものばかりを食べているので、少し味が濃い感じがした。

 仕方ないことだとは思うけれど、ゴミも結構出てしまうので、外で食べたとしたら、これをどこに捨てるのかも考えねばならないなと思った。

 以上、カツカレーほっともっと日記でした。