インターネットの世界には、ネガティブなコメントがつきまとう。
そのメディアやチャンネルやアカウントにアクセスがあればあるほど、ネガティブコメントに遭遇してしまう確率が高まってしまう。
私もかつての屋久島在住時、WEB日記にリンクして掲示板を運営していたが、やはりネガティブな書き込みは時々あった。
よく考えれば、自分が悪いのかもしれない、と、冷静になって考えてみるのだけれど、ネガティブな事を言われてしまうと、どうしてもヒートアップしてしまう事が多い。
かつては心臓をばくばく言わせながら、論破調のコメントを返したりしていたように思う。これはとてもエネルギーを使う仕事だったし、精神的にも良くないものだった。
冷静に見て、一つの事柄に対して、こう言う見方もあるとか、ああでもないとかこうでもないとか言われる分には構わないと思う。人それぞれ言い方があるので、言い回しに対しては決して感情的になることなく、この人は何を言いたいのかを考える事が大人の対応だと思う。
でも、明らかに誹謗中傷の内容のものだと、やはりこれはよくない。本人が傷つくばかりではなく、せっかくコンテンツを楽しんでいる他の視聴者さんを、嫌な気持ちにさせてしまう。
何で今さらこんな事を書いているのかというと、先日私がアップした某動画に、久しぶりにこのような感じのコメントが寄せられたからだ。
嫌な気持ちになったものの、ここは年の功、冷静になって、はじめは取り合わずにそのまま放置しておいた。
でも、せっかく来てくれた他の人たちがこのコメントを読んでしまうと、嫌な気持ちになってしまうな、という内容だったので、今回はYouTubeのシステムの「報告」を使ってみることにした。
私が見る分にはコメントは消えているのだけれど、果たしてどうなのだろう。
以前にも、とある動画でそれなりの再生回数があったのだけれど、コメントでばしばし叩かれたので、コメント欄を閉鎖したという事もあった。
もう今はそのジャンルはやっていないのだけれど、この状況もあまりいいものではないような気がする。
今の私は何においても適当だから、ネガティブコメントに対して考え込むような事はないけれど、中には全身全霊を込めて動画を創り上げている人もいるだろう。一生懸命になって、視聴者のために何かを伝えたくて創り上げた動画に対して、ネガティブなコメントをするのは、人道的にもよくない。
昔から誹謗中傷をするコメントはやめましょう、と言われてきたように、やはり他人を傷つけたり、嫌な気持ちにさせたりする内容のコメントをするという行為は、いけないことなのである。
私も最近は、病院の退院支援看護師や、説明がよくわからなくて的を得ない薬局の人に対して、少し感情的になってしまった事もあったので、これからは反省しようと思う。でも、考えてみれば、攻撃されるのには、それなりの理由があるとも言える。冷静になって、今後のことを考えてみようと思う。