![大型トラック スタッドレスタイヤ交換](https://i0.wp.com/xn--68j3bk2iq712awn3b.jp/wp-content/uploads/2022/12/DSC00006.jpg?fit=640%2C425&ssl=1)
昨日は仕事がなく運行は休みだったので、担当トラックのタイヤ交換をした。
この時期、こちらの地域独特の、スタッドレスタイヤへの交換である。
いつも通りに会社に行き、教えられた倉庫まで大型トラックのタイヤを取りに行き、1トントラックに適当に、だけど動かないように考えて積み込んで、固縛もせず、朝の渋滞に巻き込まれながら会社に戻ってきた。
慣れた作業ではあるものの、年々身体の老化とともにこの作業が辛くなっていく。
そして、オイル交換にしてもそうだが、毎回何かが起こってしまうのである。
順調に作業が進んでいるかと思いきや、何だかインパクトレンチという、ナットを回す道具の力がないような気がした。いつも通りに作業をし、タイヤをはめても、なかなか空気が入らないし、やっとの思いでビードが上がっても(空気が入っても)、物凄く空気の充填に時間がかかるような気がした。
おかしいな、こりゃ時間がかかるな、と、思えば思う程、軽いパニック状態になってしまい、作業が進まないのに時間ばかりが経過していく感覚に襲われる。この状態は作業においてはミスが起こる可能性が高い状況でもあり、危険だ。
いつもより何倍も時間がかかってフロントの二本が終わり、駆動軸の二本を外した所で、これはやっぱり変だと工場の人を呼んで助けを求めた。
工場の人もいつもは解決まで親切に助けてくれるのだが、今回は新人さんを教えているとのことで、やり方を教えてくれると、現場に戻ってしまった。
一番の関門は、組み付けたタイヤに空気が入らない、ビードが上がらない事だった。ホースを使って漏れている箇所を塞ぎながらやってみたり、タイヤチェンジャーでぐるぐる回しながら漏れのない位置を探ったりしてみたものの、通常よりかなり時間がかかる。というよりも、漏れていないのに空気が入らないような気がする。
冷静になって考えてみたところ、原因であろうことがわかった。おそらくエアのホースに漏れがあり、通常のエア圧が手元まで来ていないのだろう。インパクトレンチでのナット外しも最大パワーの4にしなければ回らないなんて事は今までなかったし、エアを入れるのにも時間がかかるし、ビードを上げるのにもある程度のエア圧は必要だろう。
と考え、今使っているホースを取り外し、少し短いけれど何とか使えそうな丈夫なホースにつなぎ替えたところ、やはり症状は出なくなり、作業のペースが上がった。
時間に余裕があったからよかったものの、心身共に疲れ果ててしまった。
家に帰るとカミサンが病院から帰ってきてくつろいでいた。今日で約3年間通い続けた病院の経過観察が終了し、病院通いから卒業できたとのことで、感無量の喜びに浸っているようだった。
今日は義父の病院の看護師さんから、あれを持ってきて下さい、これもお願いします、と数点の身の回り品を持ってくるように依頼があったのだが、せっかく喜びの余韻に浸っているカミサンに行かせては可哀想だなと、仕事が休みになった私が行くことになっていた。
各病院はコロナ禍以降、面会禁止になっている。荷物を持って病院に行き、病棟の入り口でインターホンを押し、看護師さんに荷物を渡してきた。看護師さんは一言、「今、透析をしていますので」と言っていたが、あらかじめ病院から言われていたので、あまり気にせずに帰ってきた。
久しぶりにeBayで商品が売れたので、夕食後に荷物を作らねばと売れた商品を確認すると、何だか商品画像よりも色褪せている、というか、この色具合はなかなか上手くデジカメでは出ない色だった。
送ってしまってキャンセルになっても嫌なので、色がかなり違いますけどいいですか?と、ドイツのバイヤーさんに状況をメッセージで送り、確認してから送ることにした。
タイヤ交換でかなり身体が堪えていたのですぐに眠ってしまい、その後小便に起きたところ、バイヤーさんから「全く問題ないので、そのまま送って下さい。楽しみにしています!どうもありがとう!」と、久しぶりに、私の商品に喜んでくれているメッセージが届いたので、ここは頑張ってしまおうと部屋の電気を付け、パソコンを再び立ち上げて荷物を梱包し、FedExの送り状を作成し、明日集荷に来てもらうように頼んだ。
12月の週のはじめ、何だかんだと忙しく、身体もかなりくたびれてしまった。
でも、仕事も何もないよりはいいし、12月が忙しければ、お正月と来年もいいものになるだろう。
義父のこれからの状況と、それにかかるお金がかなり心配ではあるけれど、何とかカミサンと力を合わせてやっていこうと思っている。