久しぶりにeBayから商品の注文が入った。
いくつか売れている、とある日本のキャラクターの、とある商品。
売値は10ドル、英国までの送料と発送にかかわる手数料を、今は20ドル弱いただいている。
何度か書いているが、コロナ渦で日本郵便の国際e-Packetという方法での発送ができなくなり、それは今現在も続いている。
代わりにFedExを使っているのだが、eBayセラーの割引がかなりあるにせよ、FedExやDHLは日本郵便の国際e-Packetに比べると、かなり割高になる。今回の日本のサイズでいうところの60サイズ、重さは200グラムにも満たない箱でも、3,000円位する。燃料サーチャージという、日本の運送業界が顧客に求めるのに苦戦しているチャージも、海外の企業は容赦ない。今、このチャージが最高潮のようだ。
それなら送料を上げればいいじゃないかということなのだが、面倒臭いのと、今現在注文が殆ど入らない状態なので、この作業をした所で状況は変わらないなということで、送料の値上げは今のところしないまま、出品を続けている。
ドル建てで請求される毎月の出品手数料も馬鹿にならない。これと、商品を確保するために借りているコンテナ倉庫代を合わせると、毎月一万数千円、経費がかかっている。
はじめた当初は、東京オリンピックが始まれば日本への感心が高まって、少しはいい感じになるだろうと思っていたのだが、コロナ禍となり、思ったような結果にはならなかった。
YouTubeやインスタグラムでの集客を試みてもみたが、今ひとつ売上に繋がる成果は得られず、今のところ、中途半端な状態になってしまっている。
そこそこのフィードバック、評価があるので、何とかこれも続けて行きたいとの思いが強いが、なかなか難しいのである。特に、日本郵便の国際e-Packetが再び使えるようにならなければ、私の商品の価格帯で十分な利益を出すのはかなり難しい。
箱一つ送るのに、送料が3,000円かかってしまう現実。これを何とか打破しなければならないのだが、今はそこに立ち向かっていく力がない。
一方で、先日中国の通販で、bluetoothのワイヤレスイヤホンについているゴム製品を購入した。わずか200円程度なのに、送料無料で、昨日手元に届いた。
まったく、この違いは何なのだろう?
こんな風に世界に向けて販売ができれば、私にも勝機があるのかもしれないが、実際問題、それは難しそうだ。
自分でECサイトを立ち上げてみようなどと考えた事もあったが、今の時代は何が起こるかわからないので、やっぱり手数料を払ってでも、大きな会社にぶら下がっている方が私はいいと判断し、自社ECサイトの立ち上げはやめた。
結論は、アフィリエイトなどのネットビジネスで何とか経済的な余裕を得てから、こっちのほうに真剣に目を向けようという事になってしまっている。
今やらねばならないことをきちんとやり、最終的には海外販売も、もう少し力を入れて取り組むことができたらいいなと思っている。