最近は、YouTubeショートに代表される、短い動画を研究している。
いろいろな人が提案していた、リラックス、やる気を出す系のものと、ランクルヨンマルに関するものと、毎晩二つの動画を製作し、YouTubeショートに投稿している。
全くジャンルの違うチャンネルを二つ運営していて、わかったことがある。
まず、ランクルヨンマルの方は、その内容が誰にも作れるものではない、ということもあるのか、アップロードするとフィード、おすすめに出るようで、今まで投稿した動画全てで、100回前後の再生回数がある。昨日上げた動画も、再生回数が250、いいねが2つと、はじめて数日にしてはまずまずの結果だと思う。
一方で、モチベーションアップの動画はといえば、ここ2日、再生回数ゼロの日が続いている。こちらの方がそれなりに製作時間がかかっているので、ゼロなのはとても寂しいのだが、こればかりは仕方がない。
ネット上の記事なども参考にしながら、私なりに考えた結論は、やはり巷に氾濫している情報、誰にでも作れるようなコンテンツを、グーグルはあまり評価してくれないようになっているのだと思う。
ランクルヨンマルの動画は作るのも簡単だ。一分以内で適当に写して喋ってタイトルを付けてアップロードするだけである。コンテンツを飾るような文字や音楽などは一切入れていなくても、読者はきちんと反応してくれる。
少し強引かもしれないが、この感覚は、私が屋久島にいて、日記を公開していた時の感じに似ている。誰にでもできないことをやっている、それを紹介する、お客さんが反応してくれる、という流れ。そして、私は何ら意気込むことなく、自然体でこれができているという感覚。
モチベーションアップの動画は、AIに原稿を書いてもらったり、botに喋ってもらったり、テキストや音楽も入れて、ある意味ごまかしをしている。私の素を出してはいない、やっててこんなもので読者が満足するかどうか、自分でも疑問に思いながら製作しているという始末だ。
google,YouTubeのアルゴリズムが、もし、ここをわかってくれているのなら、それはすごいことだと思う。
もう一つ、実は海外の人に私の日本の生活を紹介するチャンネルがある。これは私としてはもう、運営に力を入れることができなくなっているのだが、根強いファンがいてくれて、適当なりに動画を上げれば、いいねは10個くらいつくし、コメントも同じくらい付くような、状態ではある。
心の外で製作しているような、あまり気持ちのこもっていないモチベーション動画よおりも、こっちの海外の人に向けた方へ力を入れた方がいいのかな、と、今これを書きながら思っている。
ちなみに、この海外向けのチャンネルの方は、今現在チャンネル登録者が957と、もう少し頑張れば、収益化ができそうなラインにある。内容も、音楽も入れず、テロップも入れず、私が下手くそな英語で自分の家の庭や、家の中の珍しい物を適当に紹介するだけのものだが、こんなことをやっている人もあまりいないのかもしれない。
ここへきて、屋久島にいた頃に考えていたこと、活動の重要性の原点に返るとは思ってもみなかったが、YouTubeショートの状況を見るに、それが重要なのだと思う。
インターネットがあったとしても、所詮は人と人の心の繋がりが重要で、適当な内容の物は淘汰されていくのだろう。
私も今までは、屋久島の時ほど情熱を傾けることができていなかったことを反省して、これからは少し路線を修正してみようかなと思っている。
それこそが、真の成功のカギなのかもしれない。