アゴの腫瘍、治療への道のり:不安と希望の狭間で

 アゴのこぶ、腫瘍は、少しずつ大きくなっているような気がする。

 昨日起きた時には、特にそのような感じがした。気のせいかもしれない。

 昨日の昼休み、何気にこの腫瘍の事を検索してみた。

 ここには唾液腺があり、おそらくこの唾液腺からの腫瘍のような感じだ。

 腫瘍がよくできる箇所はもう一つ、耳の下あたりにもあるそう。

 そして気になったことがひとつ。

 この私が今罹患している腫瘍が悪性である確率は結構高く、5割程度あるのだという。前述の耳の下だと、もっともっと確率は低い。

 悪性の特徴は、固いとか、すぐに大きくなるとか、触るとごりごりしているとか。

 良性の特徴は、触るところころしているとか、ある程度までしか大きくならないとか、そんな事が書かれていた。

 果たしてどうなのだろう?

 また、手術費用もそれ程かからないかなと思っていたのだが、腫瘍の大きさで費用が変わるらしく、結構な値段がするようだった。

 これはいけないなと、カミサンが入院した時に覚えた、保険証の限度額適用認定証を申請しようと思ったのだけれど、これはマイナンバーカードで医療を受診すると、途中で「限度額情報の同意」という項目が出てきて、これに同意することで自動的に適用になるということがわかった。これは便利である。

 早く治療を進めたいのはやまやまだけれど、自分の休みの状況と、検査の予約などの病院の都合とを考えると、それ程のスピードで進めることはできず、今月の22日に造影剤入りのMRI、来月の8日に結果を聞き、治療方針の作戦会議となるようだ。

 ちょうどお盆と、同級生が遊びに来る時とに重なってしまいそうだけれど、こればかりは仕方がない。

 保険も確認してみたのだけれど、私の保険は入院保険で、あくまでも入院しなければお金はもらえないとのこと。これも仕方ない。

 果たしてどうなるのかわからないけれど、腫瘍が良性で、日帰りの手術で摘出できれば一番いいなと思うのだが、果たしてどうなることやらである。

 今日も肌の突っ張った感じと共に、仕事をがんばろう。