働いていて、今現在の状況に満足できている人というのは、どの位いるのだろうか?
人が集まれば対人関係のストレスがあるだろう。
上司や部下、同僚やお客さんなどとの関係もあるだろう。
私ではないけれど、知らぬ間に労働環境がとんでもない状況になってしまっている人もいるのではないだろうか。
仕事を家に持ち帰ったり、休日も机に向かってみたり、家族や子供との時間を犠牲にしてでも働かねばならないというような状況が出てきても不思議ではない。
加えて、自分や家族、親などが病気になってしまったり、これまた私ではないけれど、親が要介護状態になってしまったり、自分が順調だと思っていても、このような状況になってしまうと、重い決断をしなければならない状況となってしまう。
私も妻が脳梗塞を発症し、軽くはあったものの、後遺症を患って退院してきた時には、もうダメだと思った。
脳外科の集中治療室に入った時点で、もうダメだと思った。
重ねて、その後に子宮頸がん、心房細動を発症。普通なら万事休すの所を、何とか乗り切ってくれた。
彼女は若い頃、チェーンスモーカーで、一日四箱もタバコを吸っていた時期があった。喫煙は私と結婚した後も続き、よく喧嘩になった。
歳を取ってきて、タバコが値上がりしたのと、喫煙があまりいいものではないどころか、この先の人生において何もいいことがないことを察した彼女は、突然禁煙を決断し、ある日を境に全くタバコを吸わなくなった。
みるみる太ってしまったが、その後一度もタバコに手を出してはいない。
しかし、こんな風に病気になってしまった。
病気になる前、健康診断を受けてくれと言っても受けてくれず、体重は教えてもらえず、私ははがゆい思いをしていた。この人と結婚してしまったのだから仕方ないと諦めていた。
こんな風に、人生どうなってしまうのかなんて、誰にもわからない。
私なんかは学歴もないし、これと言って特技もないし、何とかこれからの人生を他の人に迷惑をかけることなく全うしなければと思うだけなのだけれど、どうあろうと家族とは繋がっているので、万が一の際には立場をわきまえて行動しなければならない。
幸い私の周囲においては、妻は何とか立ち直ってくれたし、親は各々、今後何とかなる位の貯蓄をしてくれていたので、行政の力を借りて、施設にお世話になることができた。おかげさまで、私は何とか自分の生き方を続けることができている。
今、自分が理不尽だと思っているような状況なら、すぐにでも行動した方がいいと思う。ダラダラと過ごしていると、すぐに歳を取ってしまう。
今は退職代行なるものもあるようだし、仕事は例えパートでも、単価が上がってきていて、間もなくこちらの地域でも時給1,000円超えの時代が来る。
物価高対策で、賃金の見直しやベースアップも相次いでいる。
退職や転職は決して悪いことではないと思う。状況に対応できない会社は淘汰されていくと思うので、そんなことになってしまう前に、勇気を持って早めに決断した方がいいんじゃないか、なんて、今回超ブラック企業を退職してみて思ったのである。




