YouTubeには、いろいろな人がいて面白い。
最近時々見ているのは、日本語が信じられないくらいに上手な中国人のチャンネル。
中国人らしいのに、日本人よりも上手に日本語を話す。
同じような人は韓国人や欧州圏やアメリカにも沢山いるが、この人はダントツだと思う。
お決まりのコンテンツで、どうしてこんなに日本語が上手いのかを、自分で喋っていた。
やはり、中学生くらいの時にアニメを見て、というのが始まりだった。私などは名前も知らないアニメだった。
そこからの努力は、やはり只者ではなかった。
アニメ漬けになり、学校で学び、日本漬けの日々が続いたのだという。
極めつけは、日本に来て、アナウンスの学校に入り、喋りとアクセントを勉強したというのだ。
世界一難しいとも言われる日本語が堪能なのは才能とか言われそうだが、その裏には私たちには信じられない努力があるのだ。
日本が好きで、日本語を覚えたくて、やるからには誰にも負けたくないから、誰よりもがんばって、日本漬けになって自分を追い込んだと言う。
私も、ではないけれど、高校生の時に少し人よりも上手かったかもしれないベースの練習などは、気が付けば2時間3時間が経過していた、なんてことはしょっちゅうだった。
仕事で独立して、何もかもが思ったように上手く行かなくて、後がなくなって、そんな状態で取り組んでいたサイトの製作もまた同じで、一日15時間くらい、パソコンに向かっていた時期があった。
やはり、このように気持ちから入って、死ぬ気で取り組むことができなければ、何においても成功することはできないのだと思う。
今の私は、これに比べれば甘っちょろいにもほどがある。
もっと気合いを入れて頑張らねばと、日本語を私よりも上手に話す中国人を見て思った次第である。
彼女に感謝しなければ。