東松島航空祭と人生の楽しみ方|シニア世代が感じた老いと10年先の生き方

 先日、東松島の基地で航空祭が開催された。

 こちらへ来てからしばらくの間、というか、つい最近まで殆ど興味もなかったのだが、一昨年に同級生がこれを見るためにこちらへ来て、それに同行したことから、気になる行事のひとつとなっている。

 今年も相変わらず同級生達はこちらへ来るような事を言っていたのだが、私は私で介護や仕事で彼らに同行する余裕がないので、それとなくのNOを表現していた。

 昨年などは気温が確か35度近くになり、その上3万人だかが訪れて、帰りの交通機関がとんでもない事になっていた。

 4両編成の仙石線。数十分に一本しか来ない田舎ダイヤ。逆方向へ行って帰ってくるような乗り方をする人達を制御できないという状況。

 必然的に長蛇の列となり、電車が来ても殆どその列が進まない。

 私は東京にいた頃、例えばナイター競馬の大井競馬場から流出する人たちや、後楽園球場(古いな)から水道橋や地下鉄の後楽園などに向かって捌けていく人たちを見て育ってきたので、この状況は耐えがたいものがある。

 しかし、毎年なるようになっているようなのだ。

 まあそんなことはさておき、同級生達は今年も元気に東京から新幹線に乗ってやってきて、航空祭と東北の旅を楽しんで行った。

 次の日などは、疲れているだろうに、レンタカーで山形の山寺に登ったそう。これは今のくたびれた私には考えられない行動力。

 前にも書いたかもしれないが、今年74歳になったカミサンの同僚の方が、60代まではあっちこっちへ出かけていたけれど、70代になるとその気もなくなって、どこへも行かなくなった、と言っている。

 果たして同級生達やいかに、なのである。

 私は60代、70代、80代、90代と年老いていく両親を見てきている。

 人間、寿命があるのだから、老化が進んだり、食べ物が食べられなくなったり、身体が痛くなったり動かなくなったり、はたまた物忘れが進行したりするのは、自然の摂理というものだ。

 とにかく私は、これからの10年を、今までの人生の中で一番楽しいものにしようと思っているのだが、果たして上手く行くだろうか。

 こればかりは誰にもわからない。