
400キロ離れて住む実家の父の部屋にカメラを設置した。
プリペイドWi-fiを設置し、そこにカメラの画像を接続して、離れて住む私が父の様子を確認できるようにした。
このカメラ、とても評判が良かったので外すことはないとは思っていたが、期待通りの働きをしてくれている。
設定はいろいろと変える事ができるが、基本的には父に動きがあると私のスマホに通知が届くようにしている。しょっちゅう通知があるということは元気だということなので、問題ない。
双方向で喋ることもできるのだが、これは父が驚きそうなので、まだ使っていない。
父の状況だが、やはり軽いアルツハイマーのような症状が時折見られる。
昨日も朝電話があり、部屋に誰かが入ってきて、テレビのチャンネルを変えてしまったみたいだ、と言ってきた。
私は、カメラを設置して、俺がずっとお父さんの部屋の中を観察しているけど、誰も入ってきてはいないよ。安心して。と言ったのだが、完全には納得していない様子だった。
また、週末の土日は宅配の弁当が2つまとめて、少し遅い時間に配送されるようになったのだが、これも躓きやすいようだ。今食べていいのか、二つあるけどどうなんだ、とか、宅食の配送についても、時々こんがらがる事がある感じがしている。
少し前にかかりつけ医に相談に行ったところ、かかりつけ医では看ることができないらしく、認知症外来の紹介状をもらって帰ってきた。
この病院は少し遠くて大変かもしれないけれど、落ち着いたら姉と一緒に看てもらい、症状の進行を遅らせる薬を飲むようにして欲しいと思っている。
ぱっと見、普通に接していれば何ともない普通の後期高齢者なのだが、ほんとうに僅かではあるけれど、おそらく脳の萎縮がはじまっているのか、痴呆と思われる言動が見られるようになってしまった。
昭和9年産まれだから、今は90歳、8月の誕生日が来れば91歳になる。
父の場合は、母と違い、足腰がしっかりとしている。杖もつかずに歩いている。
何とか施設に入らずに、自宅で暮らし続けて欲しいなと願っている。
追伸
Wi-Fiなど開通していない高齢者夫婦の家に見守りカメラを設置するのにはどうすればいいのかをいろいろと考えました。見守りカメラとWi-Fi設置に関しては、こちらの記事でご紹介しています。
見守りカメラtp-link_C200が繋がらない!?プリペイドWi-Fiの落とし穴と解決までの奮闘記