介護と日常の狭間で:お骨上げの準備と親の要介護4決定

 今日は朝一番で、某石材店へ電話。

 カミサンがナーバスになっている「お骨上げ」の確認だ。

 私が段取りした業者がコケてしまったので、カミサンはかなり神経質になっている。当然、私はきちんと対処しなければならない。

 日曜日に店に出かけて、その後カミサンが寺に出向いてお骨上げの日にちを決めた。この寺からの日にちを石材店に連絡したのだが、担当の方が月曜日から三連休で、今日出社とのことだった。

 予定通り、執り行えることを確認し、カミサンに電話で連絡した。

 しかし、月給で給料をもらえて三連休とは、うらやましい限りだ。利益商品だからかな、なんて羨んではいけないね。いや、うらやましい限りだ。

 次はまたトレーラーを運転しながら、親の地域の包括支援センターの相談員さんに電話。親の要介護度が要介護4で決定したことを報告し、アドバイスをもらった。

 この先の状況にもよるだろうけれど、やはり要介護4になれば介護度が増して、家で暮らすことはなかなか難しくなってくるだろう、仮にできたとしても、家族様のご負担はとても大きなものとなるし、大前提として親の歳が既に90であることから、今の老健施設でリハビリをしながら、特養に申し込んで、最終的にはそちらへ行くように考えてみるのがいいかもしれませんね、とアドバイスをいただいた。

 オヤジは母に帰ってきて欲しいと熱望しているが、これは彼が母に甘えたいだけであって、今後もし、母が帰ってきたら、自分がどのような事をしなければならないのか、なんて、今の時点では考えてもいない。

 この辺りを、今度は今お世話になっている老健リハビリ施設の相談員さんに投げかけてみると、的確なアドバイスが返ってきた。

 リハビリをしながら、様子を見ながら、家でみることができるか、家では難しいか、スタッフの意見なども聞きながら、専門の立場でアドバイスして行きますので、まずは決めつけることなく、リハビリを続けて行きましょう、というような内容だった。

 やはりプロのアドバイスは腑に落ちる。

 私はいつも先走りする傾向があることを再度認識した。

 少しして姉から電話があり、老健施設に介護の認定証と負担割合の書類を持って行ったとのこと。そうそう、これを持ってきて下さいと、さっきの相談員さんに言われていたのだ。姉は足がないにもかかわらず、よく動いてくれるので助かっている。

 そんなこんなで午前中が終わり、今は昼休み。

 これを終えたら午後の配送に走り出さねばならない。

 忙しいんだか何だかわからないけれど、毎日目の前にやってくる、やるべきことを、一つ一つこなしていくだけなのである。

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